特許
J-GLOBAL ID:200903055239516968

高速重切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 富田 和夫 ,  鴨井 久太郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-288269
公開番号(公開出願番号):特開2004-122269
出願日: 2002年10月01日
公開日(公表日): 2004年04月22日
要約:
【課題】高速重切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具を提供する。【解決手段】サーメット基体の表面に、(a)Ti化合物層のうちの1層または2層以上と、(b)α型酸化アルミニウム層、で構成された硬質被覆層を10〜35μmの全体平均層厚で蒸着形成してなる表面被覆サーメット製切削工具における前記α型酸化アルミニウム層を、平均層厚を5〜20μmとし、かつ層厚方向の中間部を、前記α型酸化アルミニウム層の平均層厚に占める割合で、25〜55%に相当する厚さを、蒸着形成した状態でκ型またはθ型の結晶構造を有する酸化アルミニウムに加熱変態処理を施して結晶構造をα型結晶構造とした加熱変態α型酸化アルミニウムで構成し、残りの層厚方向上方部および下方部を、蒸着形成した状態でα型の結晶構造を有する蒸着α型酸化アルミニウムで構成する。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
炭化タングステン基超硬合金または炭窒化チタン基サーメットで構成されたサーメット基体の表面に、 (a)Tiの炭化物層、窒化物層、炭窒化物層、炭酸化物層、および炭窒酸化物層のうちの1層または2層以上からなるTi化合物層と、 (b)結晶構造がα型の酸化アルミニウム層、 で構成された硬質被覆層を10〜35μmの全体平均層厚で蒸着形成してなる表面被覆サーメット製切削工具において、 上記α型結晶構造の酸化アルミニウム層の平均層厚を5〜20μmとし、その層厚方向の中間部を、前記α型酸化アルミニウム層の平均層厚に占める割合で、25〜55%に相当する厚さを、蒸着形成した状態でκ型またはθ型の結晶構造を有する酸化アルミニウムに加熱変態処理を施して結晶構造をα型結晶構造とした加熱変態α型酸化アルミニウムで構成し、残りの層厚方向上方部および下方部を、蒸着形成した状態でα型の結晶構造を有する蒸着α型酸化アルミニウムで構成したこと、 を特徴とする、高速重切削ですぐれた耐チッピング性を発揮する表面被覆サーメット製切削工具。
IPC (6件):
B23B27/14 ,  C23C16/30 ,  C23C16/32 ,  C23C16/34 ,  C23C16/36 ,  C23C16/40
FI (6件):
B23B27/14 A ,  C23C16/30 ,  C23C16/32 ,  C23C16/34 ,  C23C16/36 ,  C23C16/40
Fターム (15件):
3C046FF03 ,  3C046FF05 ,  3C046FF10 ,  3C046FF16 ,  3C046FF25 ,  4K030BA18 ,  4K030BA35 ,  4K030BA36 ,  4K030BA38 ,  4K030BA41 ,  4K030BA43 ,  4K030BB13 ,  4K030CA03 ,  4K030LA01 ,  4K030LA22
引用特許:
出願人引用 (5件)
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