特許
J-GLOBAL ID:200903055244339950

フィ-ドフォワ-ド歪補償増幅器及び歪補償増幅方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 守山 辰雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-241206
公開番号(公開出願番号):特開2000-151294
出願日: 1999年08月27日
公開日(公表日): 2000年05月30日
要約:
【要約】【課題】 瞬時ピーク電力が入力されたことにより歪検出ループ及び歪補償ループでの歪制御量のバランスが崩れるような場合にも、誤動作を抑えることができるフィードフォワード歪補償増幅器を実現する。【解決手段】 歪検出ループでは、RF入力信号を分配器器9で分岐して一方の入力信号を主増幅器1により増幅し、方向性結合器11で増幅器出力信号を分岐して、当該分岐された増幅器出力信号と前記分岐された他方の入力信号とを互いに逆相合成することにより増幅器で生じた歪成分信号を検波検出器2で抽出し、制御回路4が歪成分信号の振幅が所定の閾値より大きい場合には、当該歪成分信号を予め用意した所定の閾値より小さい振幅の代替信号に変更し、検出される歪成分信号の振幅が小さくなるように、検出された歪成分信号及び代替信号の振幅に基づいてベクトル調整器3を制御する。
請求項(抜粋):
歪検出ループと歪補償ループとを直列に配して有し、歪検出ループでは、入力信号を分岐して一方の入力信号を増幅器により増幅し、増幅器出力信号を分岐して、当該分岐された増幅器出力信号と前記分岐された他方の入力信号とを互いに反転して合成することにより増幅器で生じた歪成分信号を抽出し、歪補償ループでは、歪検出ループから出力された歪成分信号と増幅器出力信号とを互いに反転して合成することにより増幅器で生じた歪成分を除去した増幅器出力信号を得るフィードフォワード歪補償増幅器において、歪検出ループに設けられて、分岐された増幅器出力信号と前記他方の入力信号とを互いに反転した振幅及び位相に調整する調整手段と、歪検出ループにより抽出された歪成分信号を検出する検出手段と、検出された歪成分信号の振幅が所定の閾値より大きい場合には、当該歪成分信号を予め用意した所定の閾値より小さい振幅の代替信号に変更する変更手段と、検出手段により検出される歪成分信号の振幅が小さくなるように、検出された歪成分信号及び代替信号の振幅に基づいて調整手段を制御する調整制御手段と、を備えたことを特徴とするフィードフォワード歪補償増幅器。
IPC (2件):
H03F 1/32 ,  H04B 7/15
FI (2件):
H03F 1/32 ,  H04B 7/15 Z
引用特許:
審査官引用 (5件)
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