特許
J-GLOBAL ID:200903055289408007

高白色度漂白クラフトパルプの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 河澄 和夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-334454
公開番号(公開出願番号):特開2004-169205
出願日: 2002年11月19日
公開日(公表日): 2004年06月17日
要約:
【課題】高白色度の漂白クラフトパルプの製造において、難蒸解性かつ難漂白性であるカラマツ属、トガサワラ属、スギ属の材、あるいは該カラマツ属、トガサワラ属、スギ属の材が配合された材の蒸解性と漂白性を改善し、高白色度のTCFあるいはECF漂白パルプを提供することにある。【解決手段】難蒸解性かつ難漂白性のカラマツ属、トガサワラ属、スギ属の材のみから成るチップ、あるいは該カラマツ属、トガサワラ属、スギ属の材チップが配合されたチップを、アルカリ性水溶液含浸工程-温度50〜95°C、保持時間5〜90分間の保持工程-アルカリ抽出液の抽出、洗浄工程-カッパー価22〜32の未晒しパルプを製造する蒸解工程-白色度82%以上の漂白パルプを製造するTCF漂白あるいはECF漂白から成る一連の処理を施す。
請求項(抜粋):
難蒸解性かつ難漂白性のカラマツ属(Larix)、トガサワラ属(Pseudotsuga)、スギ属(Cryptomeria)の材、あるいは該材が配合された材から高白色度の漂白クラフトパルプを製造する方法であって、 (a)木材チップにアルカリ性水溶液を含浸させる工程 (b)前記アルカリ性水溶液を含浸させた木材チップを5〜90分間、温度50〜95°Cで保持する工程 (c)前記(b)工程の後、アルカリ抽出液を抜き取り、木材チップを洗浄する工程 (d)前記アルカリ抽出後に得られた木材チップをクラフト蒸解し、カッパー価22〜32の未晒しパルプを製造する工程 (e)前記(d)工程で得られた未晒しパルプをTCF漂白あるいはECF漂白し、ハンター白色度82%以上の高白色度の漂白パルプを製造する工程 から成る一連の工程を経て処理されることを特徴とする高白色度の漂白クラフトパルプの製造方法。
IPC (2件):
D21C1/06 ,  D21C3/02
FI (2件):
D21C1/06 ,  D21C3/02
Fターム (8件):
4L055AA02 ,  4L055AB02 ,  4L055AB04 ,  4L055AC06 ,  4L055BA19 ,  4L055BA20 ,  4L055EA02 ,  4L055FA05
引用特許:
出願人引用 (11件)
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審査官引用 (8件)
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