特許
J-GLOBAL ID:200903055347819675

符号化装置および符号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2007054528
公開番号(公開出願番号):WO2007-105586
出願日: 2007年03月08日
公開日(公表日): 2007年09月20日
要約:
上位の階層において下位の階層の符号化結果に基づいた最適な符号化を柔軟に行い、限られた環境下で良質な音声信号をユーザに提供する符号化装置。この符号化装置では、基本レイヤ符号化部(202)は、入力信号を符号化して基本レイヤ情報源符号を生成し、符号化の際に算出されるパラメータであるLPCおよび量子化LPCを拡張レイヤ制御部(205)に出力する。基本レイヤ復号化部(203)は、基本レイヤ情報源符号を復号化する。加算部(204)は、基本レイヤ復号化信号の極性を反転させて入力信号と加算して差分信号を算出する。拡張レイヤ制御部(205)は、LPCおよび量子化LPCに基づいて、拡張レイヤにおける符号化モードを示す拡張レイヤモード情報を生成する。拡張レイヤ符号化部(206)は、拡張レイヤ制御部(205)の制御により、加算器(204)から得られる差分信号に対して符号化を行う。
請求項(抜粋):
入力信号をn階層(nは2以上の整数)の符号化情報で符号化する符号化装置であって、 入力信号を符号化して第1階層の符号化情報を生成する基本レイヤ符号化手段と、 第i階層(iは1以上n-1以下の整数)の符号化情報を復号化して第i階層の復号化信号を生成する第i階層の復号化手段と、 前記入力信号と第1階層の復号化信号との差分である第1階層の差分信号あるいは第(i-1)階層の差分信号と第i階層の復号化信号との差分である第i階層の差分信号を求める加算手段と、 第i階層の差分信号を符号化して第(i+1)階層の符号化情報を生成する第(i+1)階層の拡張レイヤ符号化手段と、 所定の階層の符号化手段の符号化パラメータに基づいて前記所定の階層よりも上位の階層の符号化手段における符号化方法を制御する拡張レイヤ制御手段と、を具備する符号化装置。
IPC (2件):
G10L 19/14 ,  G10L 19/02
FI (2件):
G10L19/14 400Z ,  G10L19/02 150
引用特許:
出願人引用 (2件)

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