特許
J-GLOBAL ID:200903055370386875

光ディスク再生装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 板谷 康夫 ,  田口 勝美 ,  水田 愼一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-092168
公開番号(公開出願番号):特開2007-265573
出願日: 2006年03月29日
公開日(公表日): 2007年10月11日
要約:
【課題】光ディスク再生装置において、ピニオンの回転によりラックが移動するときに可動側ラック板が固定側ラック板を叩くことにより発生する叩き音を緩和する。【解決手段】光ディスク再生装置は、光ピックアップユニット6を保持してピニオン61の回転によって移動するラック7を備える。ラック7は、光ピックアップユニット6に固定された固定側ラック板51と、固定側ラック板51にスライド自在な可動側ラック板52から成り、固定側ラック板51の突設片81〜83が可動側ラック板52のガイド溝91〜93に挿入されている。固定側ラック板51には、樹脂バネから成る突出部(押し付け部材)94が形成されている。突出部94が固定側ラック板51の支柱85を押圧することにより、その反作用力によりガイド溝91〜93の内側面が突設片81〜83に押し付けられ、可動側ラック板52と固定側ラック板51のがたつきが抑えられる。【選択図】図4
請求項(抜粋):
光ディスクに対して情報の記録/読取を行うための光を出射する光ピックアップユニットと、モータの駆動力によって回転されるピニオンと、前記光ピックアップユニットを保持すると共に前記ピニオンに噛合され、前記ピニオンの回転によって移動されるラックとを備え、 前記ラックは、ガイド部材に移動自在に支持されていると共に前記光ピックアップユニットに固定されている固定側ラック板と、前記ピニオンとの間のバックラッシュをなくすために前記固定側ラック板に対して前記固定側ラック板の移動方向と平行な方向にスライド自在に重ねて装着された可動側ラック板とから成るダブルラックである光ディスク再生装置において、 前記固定側ラック板は、前記ピックアップユニットのケースと一体的に樹脂により形成されており、 前記固定側ラック板には、該固定側ラック板の上面に突設された、前記可動側ラック板をスライド自在に装着するための突設片と、該固定側ラック板の上面に支柱を介して設けられた、前記可動側ラック板を離脱しないように係止するための係止片とが形成されており、 前記可動側ラック板には、前記突設片がスライド自在に挿入されるガイド溝と、該可動側ラック板の側面に突出して前記係止片にスライド自在に係止される突出部とが形成されており、 前記突出部は、前記ガイド溝の内側面を前記突設片に前記可動側ラック板のスライド方向と直交する左右方向に押し付ける押し付け部材を兼ねており、 前記押し付け部材は、前記可動側ラック板と一体的に樹脂により形成された両持ちの樹脂バネから成り、該樹脂バネが前記支柱を押圧することにより、その反作用力によって前記ガイド溝の内側面を前記突設片に押し付け、 前記ガイド溝の内側面が前記突設片に押し付けられることにより、前記可動側ラック板と固定側ラック板との左右方向のがたつきが抑えられ、前記ピニオンの回転により前記ラックが移動するときに前記可動側ラック板が前記固定側ラック板を叩くことが抑えられることを特徴とする光ディスク再生装置。
IPC (1件):
G11B 21/02
FI (1件):
G11B21/02 611L
Fターム (6件):
5D068AA02 ,  5D068BB01 ,  5D068CC02 ,  5D068EE09 ,  5D068EE17 ,  5D068GG11
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • ディスクプレーヤ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2004-038934   出願人:三洋電機株式会社, 三洋テクノ・サウンド株式会社
  • ピックアップ送り機構
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-282985   出願人:オリオン電機株式会社
審査官引用 (1件)

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