特許
J-GLOBAL ID:200903055374004225

回転機械用のロータブレード

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 剛 ,  富岡 潔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-020492
公開番号(公開出願番号):特開2005-214205
出願日: 2005年01月28日
公開日(公表日): 2005年08月11日
要約:
【課題】 ロータブレード(14)における応力集中を減少させるとともに、クリープに対する許容できる耐性を示すロータブレード用のシュラウド(30)を提供する。【解決手段】 先端シュラウド(30)用のウィングとビーム(42)の構成を有するロータブレード(14)を提供する。シュラウド(30)に凹部と、シュラウドの流路面を提供するためにエアフォイル(18)の負圧面および正圧面(24)から延在する遷移領域と、を設けるように構成の種々の詳細が設けられる。1つの実施例では、先端シュラウド(30)は、エアフォイル(18)の実質的に外側でかつエアフォイルの正圧面(24)および負圧面の湾曲部に沿って前縁領域(36)から後縁領域(38)まで延びる凹部を有する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
作動媒体ガス用の流路を有する回転機械用のロータブレードであって、このロータブレードは、ロータブレードを回転構造体と接続可能にするように設けられた基部を含む内側端部と、軸Arを中心に周方向に配置されるとともに軸Arを中心とする曲率半径を有する横方向に延在する面を含む外側端部と、エアフォイルと、を有し、このエアフォイルは、前縁および後縁と、前縁から後縁まで翼弦方向にそれぞれ延在する負圧面および正圧面と、前記外側端部を含む先端領域と、を備えており、 翼幅方向に延在するエアフォイルのスタッキングラインを中心に翼幅方向でかつスタッキングラインに対して垂直に配置されて、エアフォイルの外面を画成する複数のエアフォイル断面を含み、各々のエアフォイル断面は、 前縁と、 前縁から翼弦方向に離間された後縁と、 前縁から後縁まで延在する負圧面と、 前縁から後縁まで延在する正圧面と、 長さCを有する翼弦線と、 負圧面と正圧面とのほぼ中間で前縁から後縁まで延びる平均翼弦線と、 前縁における平均翼弦線に正接する線に沿って、翼弦線の長さの約3%にわたって延在する前縁領域と、 後縁における平均翼弦線に正接する線に沿って、翼弦線の長さの約3%にわたって延在する後縁領域と、を有し、 前記先端領域に配置されたロータブレード用の先端シュラウドを含み、この先端シュラウドは、前記エアフォイルの実質的に径方向外側で、かつ該エアフォイルの正圧面および負圧面の先端領域の湾曲部に実質的に沿って前記前縁領域から前記後縁領域まで延びるように設けられた凹部と、前記エアフォイルの側面から延在するウィングと、を備えており、このウィングは、 前記エアフォイルの正圧面から延在するとともに前記凹部の面と連続する前部と後部とを有し、かつ横方向に面する正圧面を有する正圧側ウィングと、 前記エアフォイルの負圧面から延在するとともに前記凹部の面と連続する前部と後部とを有し、かつ横方向に面する負圧面を有する負圧側ウィングと、 前記ウィングの前部と後部との間で前記エアフォイルの側面を通過して径方向外向きに延在するとともに、回転機械の隣接する構造体と協働してロータブレードの先端領域からの作動媒体ガスの漏れを防止するように、軸Arに対して周方向に延在する前記外向きに面する面を備えるシールランドと、を有することを特徴とする回転機械用のロータブレード。
IPC (1件):
F01D5/14
FI (1件):
F01D5/14
Fターム (2件):
3G002BA02 ,  3G002BB02
引用特許:
審査官引用 (4件)
全件表示

前のページに戻る