特許
J-GLOBAL ID:200903055417140853

高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化及び復号化方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 磯野 道造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-216624
公開番号(公開出願番号):特開平11-185398
出願日: 1998年07月31日
公開日(公表日): 1999年07月09日
要約:
【要約】【課題】 高密度データ貯蔵機器用PRMLコード符号化/復号化方法を提供する。【解決手段】 高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化において9ビットコードワード(9CW) への符号化を行なう段階は一連の予定8ビットの2進データシンボルを入力され、予定9 WCを生成する段階であって、最大の遷移長がMTR=3 の条件を満足するCWを生成するS100と、このCWに対し最大の連続ゼロ値K=7の条件を満足するCWを生成するS200と、S100及びS200を満足する9 CWのうち5 番目のビットが0 であるかを判定し、' はい' ならS400へ' いいえ' ならS500へ進むS300と入力ビットユーザーデータ(8UD) の最初と最終の4 ビットとがCWの最初と最終の4 ビットへとそのままマッピングされるS400と、中間ビットが:"1" である9 ビットCWのうち、S300で除外された8Uに最も類似したビットCWを選出してマッピングされるS500と、のマッピング結果により導出された入力8UD と9 CW間にエンコーダ及びデコーダマッピング規則を作ってカルノーマップを用いて簡略化するS600とを含んでなる。
請求項(抜粋):
【請求項1 】 入力8 ビットユーザデータを保護するために、ノイズやその他の信号歪みをおこす要因に対しての免疫性を与えるよう圧縮及び誤り訂正符号化を行なった後、貯蔵機器のチャネル特性に適するよう変調された9 ビットのコードワードへの符号化を行なう段階と、前記変調符号に符号化された入力8 ビットユーザデータについて信号を発生する段階と、前記発生した信号について事前補償を行なった後に、貯蔵機器に書込む段階とを含む高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化方法において、前記9 ビットコードワードへの符号化を行なう段階は、貯蔵機器あるいは通信機器チャネルにおいて、整数時間K をインデックスとする一連の予定された8 ビットの2 進データシンボルとしてXk=1または0 であり、K=1 、2 、3 、4 、...8 の前記8 ビットの2 進データシンボルを入力され、予定された9 ビットのコードワードとしてYk=1または0 であり、K=1 、2 、3 、4 、...9 の前記9 ビットのコードワードを生成する段階であって、最大遷移長MTR=3 の条件を満足するコードワードを生成する段階S100と、前記段階S100で生成されたコードワードに対して、最大の連続ゼロ値K=7 の条件を満足するコードワードを生成する段階S200と、前記段階S100及び段階S200を満足する9 ビットコードワードのうち5 番目のビットが0 であるかを判定し、その判定結果が' はい' なら段階S400へ進む一方、' いいえ' なら段階S500へ進む段階S300と、前記入力8 ビットユーザデータの最初4 ビットと最終4 ビットとが前記コードワードの最初4 ビットと最終4 ビットへとそのまま変わることなくマッピングされる前記段階S400と、中間ビットが:"1" の9 ビットコードワードのうち、前記段階S300で除外された前記入力8 ビットユーザデータに最も類似した9 ビットコードワードを選択してマッピングされる段階S500と、前記段階S400と段階S500のマッピング結果に基づいて導出された前記入力8 ビットユーザデータと9 ビットコードワード間にエンコーダ及びデコーダマッピング規則を作成し、カルノーマップを用いて簡略化する段階S600とを含んでなることを特徴とする高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化方法。【請求項2 】 前記段階S100の最大遷移長MTR=3 の制約条件は、Y は9 ビットコードワードで、添字は前記9 ビットコードワードのうちビット順序を表すとする時、【数1】なるブール関係式で表現されることを特徴とする請求項1に記載の高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化方法。【請求項3 】 前記段階S200の最大連続ゼロ値K=7 の制約条件は、Y=9 ビットコードワードで、添字は前記9 ビットコードワードのうちビット順序を表すとする時、(Y1+Y2+Y3+Y4+Y5)(Y6+Y7+Y8+Y9 )=1を満足することを特徴とする請求項1に記載の高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化方法。【請求項4 】 前記段階S600で作成されたエンコーダマッピング規則は、【数2】であることを特徴とする請求項1に記載の高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化方法。【請求項5 】 表1 を使って符号を行なうことを特徴とする請求項1に記載の高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの符号化方法。【請求項6 】 貯蔵機器あるいは通信チャネルにおいて、整数時間K をインデックスとする一連の予定された8 ビットの2 進データシンボルとしてX K =1または0 であり、K=1 、2 、3 、4 、...8 の前記8 ビットの2 進データシンボルを受けて生成された予定された9 ビットコードワードとしてYK=1または0 であり、K=1 、2 、3 、4 、....9 の前記9 ビットコードワードを再生して、前記発生した信号が容易に検出できるような処理を行なう段階と、誤り率が最小化できるよう前記処理された信号を検出する段階と、前記検出された信号をチャネル特性に適するように復号化した後に、誤り訂正及び圧縮復号化を行い、前記入力8 ビットユーザデータへの復号化を行なう段階とを含んでなる高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの復号化方法において、前記入力8 ビットユーザデータへの復号化を行なう段階は、前記YK=1または0 であり、K=1 、2 、3 、4 、...9 の9 ビットコードワードを入力されて、定まった8 ビットの2進データシーケンスとして前記X K =1または0 であり、K=1 、2 、3 、4 、...8 の前記8 ビットの2進データシーケンスを生成して、前記9 ビットのコードワードを前記8 ビットの2 進データシンボルに復号化することを特徴とする高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの復号化方法。【請求項7 】【数3】のデコーダマッピング規則を生成する段階を更に含むことを特徴とする請求項6に記載の高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの復号化方法。【請求項8 】 表1 を使って復号化を行なうことを特徴とする請求項6に記載の高密度データ貯蔵機器のためのPRMLコードの復号化方法。
IPC (5件):
G11B 20/18 534 ,  G11B 20/14 341 ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/08 ,  H04L 25/49
FI (5件):
G11B 20/18 534 A ,  G11B 20/14 341 B ,  H03M 13/12 ,  H04L 25/08 B ,  H04L 25/49 A
引用特許:
審査官引用 (12件)
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