特許
J-GLOBAL ID:200903055484357336

表面性状の良好な冷延鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 茶野木 立夫 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-000896
公開番号(公開出願番号):特開平8-188832
出願日: 1995年01月06日
公開日(公表日): 1996年07月23日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】冷延鋼板を連続焼鈍法で製造する際に発生する斜め線状疵発生回避のための条件を提供する。【構成】C,Si,Mn,P,S,Al,N,Ti,Nbからなるスラブを熱間圧延、酸洗、冷延、再結晶焼鈍、過時効、調質圧延をする冷延鋼板の製造方法において、冷延鋼板の板厚が0.6mmより小さい場合には250°C以下、1.1mmより小さく0.6mm以上では190°C以下、1.1mm以上では280°C以下まで、過時効終了温度からガス冷却後に水スプレーを使用して最終冷却を開始する、あるいは、過時効終了温度が前述のそれぞれの板厚範囲で定められた温度よりも低い場合には過時効終了後に直ちに水スプレーを使用して最終冷却を開始することにより、斜め線状疵の発生のない良好な表面性状の冷延鋼板が得られる。
請求項(抜粋):
重量比にてC :0.0005〜0.10%、Si:0.05%以下、Mn:0.03〜0.50%、P :0.12%以下、S :0.001〜0.050%、Al:0.010〜0.10%、N :0.0060%以下、必要に応じてTi:0.0020〜0.10%、Nb:0.0020〜0.10%のうち1種もしくは2種と、残部がFeおよび不可避的不純物を含有したスラブを熱間圧延、酸洗、冷延し、再結晶焼鈍、過時効、調質圧延をする冷延鋼板の製造方法において、過時効終了温度から、冷延鋼板の板厚が0.6mmより小さい場合には250°C以下、1.1mmより小さく0.6mm以上では190°C以下、1.1mm以上では280°C以下までガス冷却後に水スプレーを使用して最終冷却を開始する、あるいは、過時効終了温度が前述のそれぞれの板厚範囲で定められた温度よりも低い場合には過時効終了後に直ちに水スプレーを使用して最終冷却を開始することを特徴とする表面性状の良好な冷延鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 9/573 101 ,  C22C 38/00 301 ,  C22C 38/14
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (3件)

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