特許
J-GLOBAL ID:200903055593723474

アンカ施工方法およびそのためのアンカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 橋本 克彦 ,  橋本 京子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-426483
公開番号(公開出願番号):特開2005-180138
出願日: 2003年12月24日
公開日(公表日): 2005年07月07日
要約:
【課題】 取付物の設置作業を短時間で能率よく行ない、且つ高引張強度を継続して維持する止め着けおよびコンクリート内部の水分排出ができるものとする。【解決手段】 取付物Wを重ねたコンクリート構造物Cに取付孔Hを穿設して接着剤Bを注入し、その硬化前にアンカ1を挿入して拡開片6を押し拡げ孔壁に食い込ませて固着する。接着剤Bはアンカ1の先端部分と孔壁との隙間で拡開片6を埋没させて硬化しアンカ1を固着する。アンカ1の機械的固着と接着剤Bの物理的固着とによって、大荷重や振動が加えられる、または亀裂による劣化を生じているコンクリート構造物Cに対して、取付物を安定よく定着させておく。また、アンカ本体2と孔壁とに隙間を設けて形成した排水路Dによってコンクリート内部の水分を排出させる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンクリート構造物に取付孔を穿設してその奥底に接着剤を注入すること、 アンカ本体が先端部に拡張子および拡開片を有し基端部に定着手段を有していてこれらが中実体であるとともに、前記アンカ本体の外側面の少なくとも一部に前記取付孔の孔壁に接しない部分が長手方向へ延在させて設けられているアンカを前記接着剤の硬化前に前記取付孔に挿入し、前記拡開片を前記拡張子により押し拡げ孔壁に食い込ませることによって固定すること、 前記アンカの固定と同時にまたは引き続いて取付物を前記定着手段によりコンクリート構造物の表面に押え止めること、 前記接着剤は前記アンカ本体の孔壁に接しない部分を残して前記アンカの先端部分と孔壁との隙間で前記拡開片を埋没させて硬化し、そして前記アンカ本体の孔壁に接しない部分によってコンクリート内部の水分を表面に導いて排出する排水路を形成させること、 を包含してなることを特徴とするアンカ施工方法。
IPC (1件):
E04B1/41
FI (2件):
E04B1/41 503B ,  E04B1/41 503G
Fターム (12件):
2E125AA76 ,  2E125BA13 ,  2E125BA17 ,  2E125BA22 ,  2E125BB08 ,  2E125BB30 ,  2E125BD01 ,  2E125BE05 ,  2E125BE07 ,  2E125BF04 ,  2E125CA04 ,  2E125CA09
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (4件)
  • バックカットアンカーの係止方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-163302   出願人:ヒルティアクチエンゲゼルシャフト
  • 特開昭63-315747
  • コンクリート用アンカ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-391162   出願人:日本ドライブイット株式会社, リバーランズエンジニアリング株式会社
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