特許
J-GLOBAL ID:200903055611541729

筒状ワークの筒部壁穴加工装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加藤 由美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-307084
公開番号(公開出願番号):特開2001-129621
出願日: 1999年10月28日
公開日(公表日): 2001年05月15日
要約:
【要約】【課題】 筒状ワークに複数個の壁穴を加工する従来装置における、軸方向と周回位置とを任意に設定できない問題、装置の製造費用や金型の製作費用が高価になる問題、壁穴の位置精度が悪く、かつ相互差が悪いという問題を解決する。【解決手段】 把持機構5を上下移動させる上下駆動機構7と、周回移動させる周回駆動機構6と、パンチホルダを進退移動させるパンチ駆動機構4と、ダイホルダを進退移動させるダイ駆動機構とを備えて、筒状ワークに1個の壁穴を加工する各加工工程ごとに順次周回移動させて、各加工工程ごとに、その筒状ワークを設定位置の軸方向位置と分割角度位置とに位置決めした後、一対の穴明けパンチと穴明けダイとを進退移動させて、筒状ワークの筒部に複数個の壁穴を加工するように構成した。
請求項(抜粋):
有底または無底の筒状ワークを載置台に載置し、この筒状ワークを把持機構で把持し、把持された筒状ワークの軸中心を所定の位置に維持して、その筒部に複数個の壁穴を加工する装置であって、加工する壁穴形状の雄型切刃が先端部に形成された穴明けパンチと、把持された筒状ワークの筒部外側位置で前記穴明けパンチを装着し前記筒部に対して進退移動可能なパンチホルダと、前記穴明けパンチの雄型切刃に嵌合する断面形状の雌型切刃が形成された穴明けダイと、前記筒状ワークの筒部内側位置で前記穴明けパンチと対向するように前記穴明けダイを装着し前記筒部に対して進退移動可能なダイホルダと、前記筒状ワークの軸方向位置を前記穴明けパンチの位置に対応する軸方向設定位置に位置決めすべく前記把持機構を上下移動させる上下駆動機構と、前記筒状ワークの筒部周回上の分割角度位置を穴明けパンチの位置に対応する分割角度設定位置に位置決めすべく前記把持機構を周回移動させる周回駆動機構と、前記筒状ワークの筒部外側から前記穴明けパンチを前進させてその雄型切刃を前記筒部に貫通させるべく前記パンチホルダを進退移動させるパンチ駆動機構と、前記筒状ワークの筒部内側から前記穴明けダイを前進させてその雌型切刃の前端面を前記筒部の内壁に当接させるべく前記ダイホルダを進退移動させるダイ駆動機構とを備えて、把持された筒状ワークの筒部に複数個の壁穴を加工する各加工工程ごとに、前記筒状ワークを前記軸方向設定位置で前記分割角度設定位置に位置決めした後、前記穴明けパンチと前記穴明けダイとを進退移動させる構成にしたことを特徴とする筒状ワークの筒部壁穴加工装置。
IPC (2件):
B21D 28/28 ,  B21D 28/04
FI (2件):
B21D 28/28 ,  B21D 28/04 Z
Fターム (8件):
4E048CA02 ,  4E048CA04 ,  4E048CA06 ,  4E048CA08 ,  4E048CA11 ,  4E048KA02 ,  4E048KA04 ,  4E048KA06
引用特許:
審査官引用 (6件)
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