特許
J-GLOBAL ID:200903055616941393

真空コンデンサ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 富士弥 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-201090
公開番号(公開出願番号):特開2001-028320
出願日: 1999年07月15日
公開日(公表日): 2001年01月30日
要約:
【要約】【課題】 可動電極を移動方向にガイドするためのガイドピンを固定電極側の端板にロー付けすると、固定電極端板にメタライズ処理が必要になるし、横方向の応力でガイドピンにクラックが発生することがある。【解決手段】 固定側端板3の中心部にガイドピン9を摺動自在に支持するガイド部17をロー付けまたは端板から一体的に切り出し、ガイドピン9はガイド部17に対して摺動自在に設ける。さらに、ガイド部の先端と可動リード部の先端との間の最小距離L3は、円筒状電極板間のギャップGと真空コンデンサの使用上の上限周波数から決定されるガイドピンの閃絡電圧以上になる寸法にする。また、ガイド部及び可動リード部の互いの対向先端をそれぞれ面取りしたR断面形状、又はガイドピンに接触する内周部に対して外周部を段差を有して突出させた断面形状として最小距離L3を小さくする。
請求項(抜粋):
円筒部の一端側に固定側端板、他端側に可動側端板を有する真空容器と、前記固定側端板に複数の円筒状電極板を同心状に取り付けて形成した固定電極と、前記固定電極の各円筒状電極板間に非接触状態で挿出入できるように複数の円筒状電極板を同心状に取り付けて形成した可動電極と、前記可動電極の取付導体と前記可動側端板との間に設けられ、真空状態を保持した状態で前記可動電極の移動を可能とするベローズと、前記固定側端板の中心部に一体的に設けられるガイド部と、このガイド部に対向して前記可動電極の取付導体の中心部に設けられる可動リード部と、前記ガイド部と可動リード部とにそれぞれ摺動自在に挿入されるガイドピンとを有して前記可動電極を前記固定電極側に摺動自在にガイドするガイド手段とを備え、前記ガイド部の先端と前記可動リード部の先端との間の最小距離は、前記円筒状電極板間のギャップと真空コンデンサの使用上の上限周波数から決定されるガイドピンの閃絡電圧以上になる寸法にしたことを特徴とする真空コンデンサ。
IPC (3件):
H01G 5/013 ,  H01G 5/01 ,  H01G 5/14
FI (3件):
H01G 5/02 A ,  H01G 5/01 Z ,  H01G 5/24 541
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 真空コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平9-230849   出願人:株式会社明電舎
  • 真空コンデンサ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-222319   出願人:株式会社明電舎
  • 特開平1-205581
全件表示

前のページに戻る