特許
J-GLOBAL ID:200903055764868948

原子力プラント構成部材への放射性核種の付着抑制方法及び成膜装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): ポレール特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-112467
公開番号(公開出願番号):特開2008-209418
出願日: 2008年04月23日
公開日(公表日): 2008年09月11日
要約:
【課題】原子力プラント構成部材への放射性核種の付着を効果的に抑制し、かつ、フェライト皮膜形成後の廃液処理に用いられるイオン交換樹脂の廃棄物量を低減する方法を提供する。【解決手段】鉄(II)イオン、鉄(II)イオンを作成するために鉄を溶解した有機酸(ギ酸)、鉄(II)イオンを鉄(III)イオンに酸化する酸化剤(過酸化水素)及びpH調整剤(ヒドラジン)を含みpHが5.5〜9.0に調整された処理液を、原子力プラントを構成する金属部材の表面に接触させ、この表面に鉄(II)イオンを吸着させる。吸着された鉄(II)イオンを20°C〜200°Cの温度条件下で酸化させて金属部材の表面にフェライト皮膜を形成する。フェライト皮膜の形成終了後、フェライト皮膜の形成に使用した処理液に含まれているpH調整剤及び有機酸を、酸化剤が供給される分解装置を用いて分解する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
原子力プラントを構成する金属部材の表面にフェライト皮膜を形成し、 前記金属部材の表面への前記フェライト皮膜の形成が終了した後、発生した廃液に含まれている薬剤を分解することを特徴とする原子力プラント構成部材の放射性核種の付着抑制方法。
IPC (2件):
G21D 3/08 ,  G21D 1/00
FI (2件):
G21D3/08 G ,  G21D1/00 Y
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 特開昭58-79196号公報
  • 特開昭62-95498号公報
審査官引用 (8件)
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