特許
J-GLOBAL ID:200903055776907086

高解像度の電子式映像拡大装置及びその方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-066822
公開番号(公開出願番号):特開平9-163216
出願日: 1996年03月22日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 動画像の入力と同時に正確な画素間の副画素の動き成分を検出して多数の副画素の映像情報を決定し、巡回型フィルタによる映像合成で解像度を向上させ、電子式映像拡大での高画質を実現する。【解決手段】 映像信号から水平・垂直方向に画素単位の動き成分と副画素単位の動き成分を検出する動き検出部61と、その画素単位の水平・垂直動き成分で映像信号を補正し拡大対象領域を検出する領域検出部62と、その検出された映像の標本化周期を空間的に拡大し、前記副画素単位の水平・垂直動き成分で映像補正する拡大映像補正部63と、拡大映像補正部63による映像に対する既値の全画素情報を受けて提供される矩形函数を重畳し、その画素を中心に既値の画素情報を隣接した未値の画素に拡張する映像補間部64と、これによる映像及び1フィールド前に出力された映像を、別の加重値をもって巡回型フィルタで合成し出力する映像合成部65と、映像合成部65の出力映像を記憶し、次の映像合成時に映像合成部65へ帰還する映像メモリ部66と、を備えた構成とする。
請求項(抜粋):
映像信号を入力して水平・垂直の方向に画素単位の動き成分と副画素単位の動き成分を検出する動き検出部と、この動き検出部から出力される画素単位の水平・垂直動き成分を受けて映像信号を補正し、拡大対象領域を検出する領域検出部と、この領域検出部の出力を入力して検出された映像の標本化の周期を空間的に拡大し、前記動き検出部から出力される副画素単位の水平・垂直動き成分を受けて映像を補正する拡大映像補正部と、この拡大映像補正部から出力される空間的に拡大された映像に対する既値の全画素情報を受け、該画素情報と提供される矩形函数とを重畳し、その画素を中心に既値の画素情報を隣接した未値の画素に拡張して出力する映像補間部と、この映像補間部から出力される空間的に動き補償されて空間的に拡張された映像、及び、1フィールド(又はフレーム)前に出力されて記憶されている映像を受け、これら2つの入力映像信号を、それぞれ別の加重値をもつ巡回型フィルタで合成して最終映像を出力する映像合成部と、この映像合成部から出力される拡大補間された1フィールド(又はフレーム)の最終出力映像を記憶し、次の映像合成のために記憶した1フィールド(又はフレーム)前の映像を前記映像合成部へ帰還出力する映像メモリ部と、を備えてなることを特徴とする電子式映像拡大装置。
IPC (3件):
H04N 5/232 ,  H04N 5/228 ,  H04N 5/262
FI (3件):
H04N 5/232 Z ,  H04N 5/228 Z ,  H04N 5/262
引用特許:
審査官引用 (12件)
  • 静止画像撮像装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-276674   出願人:シャープ株式会社
  • 特開平4-196775
  • 特開平4-172778
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