特許
J-GLOBAL ID:200903055835798059

重荷重用タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 苗村 正 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-338936
公開番号(公開出願番号):特開平11-170824
出願日: 1997年12月09日
公開日(公表日): 1999年06月29日
要約:
【要約】【課題】 ビードエーペックスゴムの外端点近傍の成形圧力を相対的に高めることができ、この外端点近傍でのエアー溜まりの発生を効果的に抑制して、軽減化を図りつつビード耐久性を向上できる。【解決手段】 1枚のスチールコードプライからなるカーカス6のプライ巻上げ部9Bとプライ本体部9Aとが隣り合う隣接域15を、35〜70mmの長さL0で形成する。カーカス6とインナーライナゴム層8との間に、ビードエーペックスゴム10の外端点13の高さ位置から半径方向内外にのびる補強層21を設ける。補強層21は、JISA硬度が60〜70度の硬質ゴムからなり、かつカーカス6に沿う長さL1を25〜45mmかつ厚さT1を1.5〜2.5mmする。
請求項(抜粋):
トレッド部からサイドウォール部をへてビード部のビードコアに至るプライ本体部とこのプライ本体部に連なり前記ビードコアをタイヤ軸方向内側から外側に巻上げられるプライ巻上げ部とを有しかつスチール製のカーカスコードを配列した1枚のカーカスプライからなるカーカス、このカーカスに沿いタイヤ内腔面をなすインナーライナゴム層、及びこのカーカスのプライ本体部とプライ巻上げ部との間を通って前記ビードコアからタイヤ半径方向外側に向かって先細状にのびるビードエーペックスゴムを具える重荷重用タイヤであって、前記カーカスは、プライ巻上げ部が前記ビードエーペックスゴムの外端点よりも半径方向外側に突出することによってこのプライ巻上げ部がプライ本体部と35〜70mmの長さL0に亘って隣り合う隣接域を有し、かつ前記カーカスとインナーライナゴム層との間に、前記ビードエーペックスゴムの半径方向外端点の高さ位置から半径方向内外にのびる補強層を設けるとともに、前記補強層は、JISA硬度が60〜70度の硬質ゴムからなり、かつカーカスに沿う長さL1を25〜45mmかつ厚さT1を1.5〜2.5mmとしたことを特徴とする重荷重用タイヤ。
IPC (2件):
B60C 15/06 ,  B60C 9/18
FI (3件):
B60C 15/06 Q ,  B60C 15/06 B ,  B60C 9/18 G
引用特許:
審査官引用 (5件)
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