特許
J-GLOBAL ID:200903056001483600

可変動弁機構

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長門 侃二
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-101354
公開番号(公開出願番号):特開平11-294120
出願日: 1998年04月13日
公開日(公表日): 1999年10月26日
要約:
【要約】【課題】 遅角側油室への圧油供給によりロック動作しかつ進角側油室への圧油供給によりロック解除動作するカム位相可変装置において、そのロック機構がロック状態になるように装置を組み立てた後における振動印加などによる不本意なロック解除を確実に防止する。【解決手段】 ロックピン(70)の基端部(70b)側の外周面に形成した環状溝(71)内に配された弾性リング(72)は、ロックピン先端部(70a)がロック穴(22b)から離脱しようとすると、ベーン(44)との間に摩擦力を発生させてロックピンの離脱を防止する。
請求項(抜粋):
内燃機関のクランク軸から回転力が伝達される回転伝達部材と一体回転可能な収容部材と、上記収容部材内に配されて上記収容部材との間に遅角側油室及び進角側油室を画成するベーン部を有し、上記内燃機関の吸気弁または排気弁の一方を開閉するカム部が形成されたカムシャフトと一体回転可能でかつ上記収容部材に対して相対回転可能なベーン部材と、上記遅角側油室または上記進角側油室に油圧を供給して上記ベーン部材を上記回転伝達部材に対して遅角側または進角側へ相対回転させる油圧供給手段と、上記遅角側油室への圧油供給により上記ベーン部材が所定遅角位置まで相対回転したとき上記ベーン部材または上記収容部材に形成した孔に配された可動体を上記収容部材または上記ベーン部材に形成したロック穴に嵌入させ、上記進角側油室への油圧供給により上記可動体を上記ロック穴から離脱させるロック機構と、上記可動体の上記ロック穴からの離脱を抑制する離脱抑制手段とを備えることを特徴とする可変動弁機構。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-202288   出願人:アイシン精機株式会社
  • 弁開閉時期制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-193615   出願人:アイシン精機株式会社
  • 位置決めピン
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-057773   出願人:大日本スクリーン製造株式会社
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