特許
J-GLOBAL ID:200903056045387179

可変バルブタイミング装置付エンジン

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 弘 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-087005
公開番号(公開出願番号):特開平11-280431
出願日: 1998年03月31日
公開日(公表日): 1999年10月12日
要約:
【要約】【課題】カム軸2をカムプーリ5に対し相対回転させ、吸気バルブ23の開閉作動タイミングを変更して、出力向上、燃費低減等の両立を図るVVT10を装備し、吸気バルブ23及び排気バルブ24の挟み角が狭い狭角型のエンジンEにおいて、カム軸2の1番ジャーナルの軸受部4における作動油の漏れ量を低減することで、作動油圧の低下を防止して、VVTの高い作動応答性を確保する。【解決手段】1番ジャーナルの軸受部4に、カム軸先端側で軸受面4aの下側略半周に亘り開口する第2開口溝67と、反対側で上側略半周に亘り開口する第1開口溝68とを形成する。カム軸2内に、VVT10の進角側受圧室10bに接続される一方、第1開口溝68に連通される進角側液路71と、VVT10の遅角側受圧室10aに接続される一方、第2開口溝67に連通される遅角側液路70とを設ける。
請求項(抜粋):
シリンダヘッドに軸受部により支持され、バルブを開閉作動させるカム軸と、上記カム軸の端部側にある端部側軸受部よりも先端側のカム軸に設けられ、無端伝動部材を介してクランク軸上の駆動輪に駆動連結された従動輪と、上記カム軸及び従動輪にそれぞれ連結され、進角側又は遅角側液圧室への作動液の供給によりカム軸と従動輪とを相対回転させて、カム軸のクランク軸に対する回転位相を変更するバルブタイミング可変手段と、上記バルブタイミング可変手段の進角側又は遅角側液圧室に作動液を供給切替えする液圧供給手段とを備えた可変バルブタイミング装置付エンジンにおいて、上記液圧供給手段は、上記カム軸内に形成され、かつ一端が上記バルブタイミング可変手段の進角側又は遅角側液圧室の一方に接続される一方、他端がカム軸の外周面に開口する第1液路と、上記カム軸内に形成され、かつ一端が上記バルブタイミング可変手段の進角側又は遅角側液圧室の他方に接続される一方、他端が上記第1液路の開口端よりも先端側のカム軸外周面に開口する第2液路と、上記端部側軸受部の軸受面にカム軸の軸心に対してバルブと反対側に略半周に亘って形成され、上記第1液路の開口端に連通する第1開口溝と、上記端部側軸受部の軸受面に上記第1開口溝の直径方向反対側に略半周に亘って形成され、上記第2液路の開口端に連通する第2開口溝とを備えていることを特徴とする可変バルブタイミング装置付エンジン。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F01L 1/04
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F01L 1/04 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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