特許
J-GLOBAL ID：200903056143085563
車両用自動変速機の変速制御装置
発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：
池田 治幸 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平7-205775
公開番号（公開出願番号）：特開平9-053715
出願日： 1995年08月11日
公開日（公表日）： 1997年02月25日
要約：
【要約】【課題】 手動変速モードが選択されているときは、通常の変速では変速応答性が得られると同時に、特定のクラッチツウクラッチ変速ではそれに起因して変速感が損なわれることのない車両用自動変速機の変速制御装置を提供する。【解決手段】 クラッチツウクラッチ変速判定手段214により、手動変速モードが選択されているときにクラッチツウクラッチ変速が実行されることが判定された場合には、昇圧抑制手段216により、ライン油圧昇圧手段212によるライン油圧PL の昇圧が抑制される。このため、手動変速モード選択スイッチ77によって手動変速モードが選択されているときには、2→3変速以外の通常の手動変速では変速応答性が得られると同時に、特定の2→3変速すなわちクラッチツウクラッチ変速においてはそれに起因する変速ショックなどがなく変速感が損なわれない。
請求項（抜粋）：
複数の油圧式摩擦係合装置を有し、所定の油圧式摩擦係合装置を解放させると同時に他の油圧式摩擦係合装置を係合させるクラッチツウクラッチ変速が行われる自動変速機において、手動操作体の操作に応答して前記自動変速機のギヤ段を変速させる手動変速モードを選択する手動変速モード選択手段と、該手動変速モード選択手段により手動変速モードが選択されているときには、前記油圧式摩擦係合装置の元圧となるライン油圧を自動変速機の変速時に所定幅昇圧させて手動変速の変速応答性を高めるライン油圧昇圧手段とを備えた変速制御装置であって、前記手動変速モードが選択されているときに前記クラッチツウクラッチ変速が実行されることを判定するクラッチツウクラッチ変速判定手段と、該クラッチツウクラッチ変速判定手段により手動変速モードが選択されているときにクラッチツウクラッチ変速が実行されることが判定された場合には、前記ライン油圧昇圧手段によるライン油圧の昇圧を抑制する昇圧抑制手段とを含むことを特徴とする車両用自動変速機の変速制御装置。
IPC (4件)：
F16H 61/06
, F16H 61/08
, F16H 59:02
, F16H 63:12
