特許
J-GLOBAL ID:200903056150929025

光音響効果を用いたカテーテルシステム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 井ノ口 壽
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-137293
公開番号(公開出願番号):特開2007-307007
出願日: 2006年05月17日
公開日(公表日): 2007年11月29日
要約:
【課題】エバネッセント光と通常光を利用する光ファイバを備えたカテーテルシステムにおいて、患者にさらなる負担を強いることなくエバネッセント光または通常光で血液中の光吸収物質を、従来の構成に比較し簡単な構成で迅速かつ経時的に検出し、血液や血管壁の各種特性を精度よく測定する光音響効果を用いたカテーテルシステムを提供する。【解決手段】制御部8の下、光源13からレーザ光が出力され励起フィルタによって測定する光吸収物質に適した励起波を作り、該励起波はカテーテルに導入される。光ファイバ先端部からエバネッセント光が発生または通常光が射出され、血液中の光吸収物質に照射されると、光吸収に基づく光音響効果による音波が集音マイク50で検出され信号成分が取出され、制御部8で基準データと比較して血液の各種特性値を得る。エバネッセント光は血漿中や血管壁表面の、通常光は全血液や血管壁内部の光吸収物質の検出に利用する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
光ファイバ先端を血管中に留置してエバネッセント光を発生させ、該エバネッセント光の生体物質による吸収を検出することにより血漿および血管壁表面の状態を測定するカテーテルシステムであって、 生体の外部表面に配置され、前記光吸収強度に基づき光音響効果で発生する音波を検出し電気信号に変換する音波検出素子と、 前記音波検出素子で検出した電気信号を処理し、音波信号対応の電圧または電流信号を出力する処理回路と、 前記処理回路の電圧または電流信号を基準波と比較することにより、血液の各種特性の状態を示す信号を出力する制御手段と、 を備えたことを特徴とする光音響効果を用いたカテーテルシステム。
IPC (3件):
A61B 5/145 ,  G01N 21/00 ,  G01N 29/00
FI (3件):
A61B5/14 310 ,  G01N21/00 A ,  G01N29/00 501
Fターム (29件):
2G047AC13 ,  2G047BA04 ,  2G047BC15 ,  2G047CA04 ,  2G047EA08 ,  2G047EA09 ,  2G047EA10 ,  2G047GA03 ,  2G047GD02 ,  2G047GG15 ,  2G059AA01 ,  2G059AA06 ,  2G059BB12 ,  2G059CC16 ,  2G059EE16 ,  2G059GG01 ,  2G059GG02 ,  2G059GG06 ,  2G059HH02 ,  2G059HH06 ,  2G059JJ17 ,  2G059KK08 ,  4C038KK01 ,  4C038KK10 ,  4C038KL02 ,  4C038KL07 ,  4C038KM01 ,  4C038KX01 ,  4C038KY04
引用特許:
出願人引用 (5件)
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