特許
J-GLOBAL ID:200903056171410062

磁気特性の優れる方向性電磁鋼板の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉村 暁秀 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-354757
公開番号(公開出願番号):特開平10-183250
出願日: 1996年12月20日
公開日(公表日): 1998年07月14日
要約:
【要約】【課題】 磁気特性に優れる方向性電磁鋼板を製造する。【解決手段】 C:0.02〜0.10%、Si:1.0 〜5.0 %、Mn:0.05〜2.5 %およびインヒビター成分としてS,Se,Al,N,Cu,Sb,Sn,Bi, TeまたはBのうちの1種以上を含有する鋼スラブを素材として、方向性電磁鋼板を製造するにあたり、1次再結晶焼鈍条件を調整することにより、1次再結晶焼鈍板の表層を含むその近傍に形成されるけい酸塩の平均2次元粒径を、0.25〜12.0μm の範囲に制御する。
請求項(抜粋):
C:0.02〜0.10mass%、Si:1.0 〜5.0 mass%およびMn:0.05〜2.5 mass%を含み、インヒビター成分として、S,Se, Al, N,Cu, Sb, Sn, Bi, Te, またはBのうちの1種または2種以上を含有する方向性電磁鋼板用スラブを素材とし、該素材を熱間圧延し、1回または中間焼鈍を挟む2回以上の冷間圧延により最終冷延板厚としたのち、1次再結晶焼鈍を施し、焼鈍分離剤を塗布してから最終仕上げ焼鈍を施す方向性電磁鋼板の製造方法において、1次再結晶焼鈍での昇温速度、均熱温度、均熱時間または雰囲気ガスの酸化度のうちの一つ以上を調整することにより、1次再結晶板の表層を含むその近傍に形成されるFeおよび/またはMnもしくはそれら両者を含むけい酸塩の1種以上の平均2次元粒径を、0.25μm 以上、12.0μm 未満に制御することを特徴とする磁気特性に優れる方向性電磁鋼板の製造方法。
IPC (3件):
C21D 8/12 ,  C21D 9/46 501 ,  H01F 1/16
FI (3件):
C21D 8/12 B ,  C21D 9/46 501 A ,  H01F 1/16 B
引用特許:
審査官引用 (2件)

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