特許
J-GLOBAL ID:200903056259631506
量子光伝送装置およびそのための量子光発生装置
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件):
小川 勝男
, 田中 恭助
, 佐々木 孝
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-002071
公開番号(公開出願番号):特開2006-191410
出願日: 2005年01月07日
公開日(公表日): 2006年07月20日
要約:
【課題】光ファイバのカー効果を用いたスクィズド光生成法は比較的容易な方法であるが、ビームを正確に50:50の分割すること等製作上の制約が大きい。さらに、任意の波長帯、パルス幅でスクィズド光を発生できることが通信応用の観点から望まれる。【解決手段】任意の光ファイバと2つの直線偏光成分を時間的に分離する手段と2つのファラデー回転器と高反射ミラーでスクィズド光生成器を構成する。2つの直交偏光成分に50:50の強度比で時間的に分離したパルス光を、光ファイバに往復伝播させ、復路では偏波を90°回転させる。2つの偏光成分は往復で正確に等しい光路を経るので、ファイバ往復後は50:50で正確に干渉する。干渉したビームは消光比の高い偏光ビームスプリッタで分離される。ファイバ入射前と往復後の偏波が一致していればファイバ伝播中の偏波は確定している必要は無く、任意のファイバを用いることができる。【選択図】図8
請求項(抜粋):
ひとつの光源を励起源とする量子状態発生器と、該量子状態発生器から出力される量子状態に信号を重畳して信号光にするための変調器と、前記変調器から出力される信号光に対する偏波調整器と、前記量子状態発生器から放出される非量子光である参照光の光路長を調整する光遅延器と、前記参照光に対する偏波調整器と、信号光及び参照光を時空間的に重なり且つ直交した偏光状態に合波するための偏光合波器と、を有する光送信機において、
前記量子状態発生器は、偏光分離器と、第1のファラデー回転器、2つの偏波を互いに遅延させる手段、光ファイバおよび第2のファラデー回転器からなる光路と、高反射ミラーを備え、前記偏光分離器に直線偏光を入射させ、その出力光を前記光路を伝播させた後、前記高反射ミラーで前記同一光路に折り返して逆方向に伝播させた後、前記偏光分離器に戻り、当初入力した直線偏光と、上記一連の光路での光の伝播で生成されたスクィズド光を分離して取り出すものであることを特徴とする光送信機。
IPC (6件):
H04L 9/12
, H04B 10/00
, H04B 10/04
, H04B 10/06
, H04B 10/142
, H04B 10/152
FI (3件):
H04L9/00 631
, H04B9/00 Z
, H04B9/00 L
Fターム (9件):
5J104AA05
, 5K102AA61
, 5K102AB11
, 5K102AH00
, 5K102PA12
, 5K102PH11
, 5K102PH22
, 5K102PH24
, 5K102RB02
引用特許:
出願人引用 (2件)
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光スクイーザの安定化方式
公報種別:公開公報
出願番号:特願平3-194572
出願人:富士通株式会社
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偏光干渉装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-010069
出願人:富士通株式会社, 名古屋大学長
審査官引用 (4件)