特許
J-GLOBAL ID:200903056378948879

1,4-ブタンジオールの製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 長谷川 曉司
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-216789
公開番号(公開出願番号):特開2003-026622
出願日: 2001年07月17日
公開日(公表日): 2003年01月29日
要約:
【要約】【課題】 触媒の存在下にブタジエン、酢酸及び酸素を反応させて1,4-ジアセトキシブテンを含む反応物を生成させ、これを水添したのち加水分解する1,4-ブタンジオールの製造方法において、加水分解液を蒸留して得た粗1,4-ブタンジオールの水添精製を安定して行う方法を提供する。【解決手段】 加水分解液の蒸留塔の下部から、2-(4′-ヒドロキシブトキシ)テトラヒドロフラン濃度が1,4-ブタンジオールに対して0.5重量%以下である粗1,4-ブタンジオールを側流として液相で抜出して、水添反応に供する。
請求項(抜粋):
触媒の存在下に、ブタジエン、酢酸及び酸素を反応させて1,4-ジアセトキシブテンを含む反応物を生成させ、この反応物を水素添加して炭素-炭素二重結合を飽和させたのち加水分解する1,4-ブタンジオールの製造方法において、加水分解反応生成液を蒸留して軽沸点成分及び高沸点成分を除去して粗1,4-ブタンジオールを取得し、これを触媒の存在下に水素添加して不純物を低減させるに際し、ヒドロキシルアミン消費量に基いて式(1)で算出される2-(4′-ヒドロキシブトキシ)テトラヒドロフランの濃度が、1,4-ブタンジオールに対して0.5重量%以下である粗1,4-ブタンジオールを蒸留塔下部から側流として液相で抜出して水素添加反応に供することを特徴とする方法。【数1】式中、W:分析に用いた粗1,4-ブタンジオール試料中の1,4-ブタンジオール量(g)S:試料に5%塩酸ヒドロキシルアミン-塩酸・エタノール溶液を反応させたのち、0.1規定アルコール性苛性カリ溶液で滴定したときの、アルコール性苛性カリ溶液の消費量(ml)B:ブランクテストでのアルコール性苛性カリ溶液の消費量(ml)f:アルコール性苛性カリ溶液のファクター
IPC (7件):
C07C 29/90 ,  C07C 27/02 ,  C07C 31/20 ,  C07C 67/055 ,  C07C 67/283 ,  C07C 69/16 ,  C07B 61/00 300
FI (7件):
C07C 29/90 ,  C07C 27/02 ,  C07C 31/20 B ,  C07C 67/055 ,  C07C 67/283 ,  C07C 69/16 ,  C07B 61/00 300
Fターム (23件):
4H006AA02 ,  4H006AC41 ,  4H006AC48 ,  4H006AD11 ,  4H006AD31 ,  4H006BA15 ,  4H006BA25 ,  4H006BA55 ,  4H006BA60 ,  4H006BA61 ,  4H006BE20 ,  4H006BE30 ,  4H006BN00 ,  4H006FE11 ,  4H006FG28 ,  4H006KA12 ,  4H006KA30 ,  4H006KD00 ,  4H039CA19 ,  4H039CA29 ,  4H039CA66 ,  4H039CB10 ,  4H039CC10
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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