特許
J-GLOBAL ID:200903056429855242

防振支持装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 哲也 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-068582
公開番号(公開出願番号):特開平11-264439
出願日: 1998年03月18日
公開日(公表日): 1999年09月28日
要約:
【要約】【課題】連結部材に固定されている連結ボルトの頭部が支持弾性体に対面していても、支持弾性体の耐久性に影響を与えることがない防振支持装置を提供する。【解決手段】連結ボルト30aから離れている支持弾性体32の外周面は、エンジン側連結部材30の外周部を覆っている。また、連結ボルトに近接している支持弾性体は、連結ボルト30aの頭部30dの全域を覆う被覆部32bが形成されているとともに、頭部の下方位置の外周を、内側に大きく凹んだ凹み外周部32cを形成している。そして、空洞部32aを形成しながら凹み外周部32cに対向している支持弾性体32の内面も、内側に大きく膨らんで膨らみ内周部32dを形成している。これにより、連結ボルト30に近接している部分の支持弾性体32の肉厚を、凹み外周部32cに対向して膨らみ内周部32dを設けたことにより、連結ボルト30aから離れている部分の肉厚と略同一に設定している。
請求項(抜粋):
振動体或いは支持体の一方に固定される連結部材と、前記振動体或いは前記支持体の他方に振動体支持方向を軸として配設された第1部材と、これら連結部材及び前記第1部材間に前記振動体支持方向を軸として介在する支持弾性体と、この支持弾性体の内壁によって画成され、且つ内部に流体を封入した流体室と、この流体室の隔壁の一部を形成し且つその流体室の容積を変化させる方向に変位する前記第1部材側に配設した可動部材と、前記第1部材側に配設され、且つ前記可動部材を変位させるアクチュエータと、を備えた防振支持装置において、前記連結部材に、前記振動体或いは前記支持体の一方に向けてねじ部が延在し、頭部が前記支持弾性体を固定している面側に突出するように連結ボルトを貫通して固定するとともに、前記頭部に対向している前記振動体支持方向の前記支持弾性体の外周面に、前記流体室側に向けて大きく凹んだ凹み外周部を形成したことを特徴とする防振支持装置。
IPC (3件):
F16F 13/18 ,  B60K 5/12 ,  F16F 13/26
FI (3件):
F16F 13/00 620 Q ,  B60K 5/12 F ,  F16F 13/00 630 C
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 防振支持装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-082836   出願人:日産自動車株式会社
  • 流体封入式マウント装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-176885   出願人:東海ゴム工業株式会社
  • 特開昭63-026442
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