特許
J-GLOBAL ID:200903056461005846

オール・シーズン乗用車用空気入りラジアル・タイヤ

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182597
公開番号(公開出願番号):特開平11-020413
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 乾燥した路面での操縦安定性能、雪上性能および氷上制動性能を低下することなく、濡れた路面を走行したときの排水性能および低騒音性能に優れたオール・シーズン乗用車用空気入りラジアル・タイヤを提供すること。【解決手段】 急傾斜溝がトレッドの中央領域に配置され、周方向主溝に開口する一方の端部から他方の端部に向かってほぼ直線状に延びていて、緩傾斜溝がトレッドの両側領域に配置され、周方向主溝に開口する内側の端部からトレッド端に開口する外側の端部に向かって、周方向に対する傾斜角度を概ね漸増しながら延び、トレッドの両側領域にハの字状に配置され、方向性トレッド・パターンが形成されているタイヤ。
請求項(抜粋):
タイヤの軸方向に間隔を置いて配置され、タイヤの周方向に連続して延びる2本の周方向主溝と、タイヤの周方向に間隔を置いて配置され、タイヤの周方向に傾斜した方向に延びる多数の傾斜溝とによって多数のブロックが形成されているパターンをトレッドに備え、該2本の周方向主溝がパターン・センターを挟んでトレッドの左右に配置されることによって、トレッドが、該周方向主溝の間に位置し、トレッド幅の15乃至45%程度の幅を有する中央領域と、該周方向主溝とトレッド端との間に位置する両側領域とに区分されている空気入りタイヤにおいて、(1)該傾斜溝は、周方向に対して相対的に小さな傾斜角度で延びている急傾斜溝と、周方向に対して相対的に大きな傾斜角度で延びている緩傾斜溝とで構成され、(2)該急傾斜溝はトレッドの該中央領域に配置され、該周方向主溝に開口する一方の端部から該周方向主溝に開口する他方の端部に向かって、ほぼ直線状に延びていて、(3)該緩傾斜溝はトレッドの該両側領域に配置され、該周方向主溝に開口する内側の端部からトレッド端に開口する外側の端部に向かって、周方向に対する傾斜角度を概ね漸増しながら延びていて、(4)トレッドの該両側領域の一方の領域に配置された該緩傾斜溝は他方の領域に配置された該緩傾斜溝と対をなしてハの字状に配置され、溝のタイヤ赤道面に近い側が先に接地して、赤道面に遠い側が後に接地するように車両に装着する際のタイヤの回転(正転)方向が指定されている、いわゆる方向性トレッド・パターンが形成される方向性傾斜溝であり、一方の領域に配置された該緩傾斜溝は他方の領域に配置された該緩傾斜溝と相互に周方向に半ピッチ位相をずらして配置され、(5)該周方向主溝と該急傾斜溝とによって区画され、トレッドの該中央領域に配置されている該ブロックの鋭角隅部の表面は、先細先端部から太幅部に向けて徐々に浅くなるように、先細先端部から長手方向に10乃至30mmに亙って面取りされていることを特徴とするオール・シーズン乗用車用空気入りラジアル・タイヤ。
IPC (4件):
B60C 11/11 ,  B60C 11/04 ,  B60C 11/13 ,  B60C 11/113
FI (7件):
B60C 11/11 D ,  B60C 11/04 A ,  B60C 11/04 D ,  B60C 11/04 C ,  B60C 11/04 H ,  B60C 11/06 B ,  B60C 11/08 D
引用特許:
審査官引用 (6件)
全件表示

前のページに戻る