特許
J-GLOBAL ID:200903056500170655

塗装鋼板の成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 下田 容一郎 ,  田宮 寛祉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-029327
公開番号(公開出願番号):特開2006-212680
出願日: 2005年02月04日
公開日(公表日): 2006年08月17日
要約:
【課題】 低コストで、容器半体を塗装鋼板から成形することができる成形方法を提供することを課題とする。【解決手段】 図(c)は比較例の平面断面図であり、幅広の鍔120が形成されており、周長L1のラインから折り曲げる。図(d)は図(c)の断面図であり、鍔120を想像線の位置まで曲げる。鍔120の外縁に注目すると、曲げ前の周長はL3で、曲げ後の周長はL1となる。周長がL3からL1に変化するため、周長差が皺の発生させる。これに対して、本発明に係る図(b)は、縦部38を別途絞り高低で形成する。曲げ工程では幅狭のフランジ部46だけを想像線の位置まで曲げる。周長L2と周長L1の差は許容できる範囲に決めるため、曲げによる皺の発生は防止することができる。皺が発生しなければ、塗装が剥がれる心配はなく、安定した塑性加工を行うことができる。【選択図】 図7
請求項(抜粋):
片面若しくは両面に塗装を施した塗装鋼板を準備する工程と、 準備した塗装鋼板の周縁部を、第1のブランクホルダで押さえながら中央部を絞ることで第1成形体を得る第1絞り工程と、 前記第1のブランクブランクホルダで押さえることで第1成形体に残した第1平坦部の周縁部を、第2のブランクホルダで押さえながら第1平坦部の残部がL字断面となるように絞ることで第2成形体を得る第2絞り工程と、 前記第2のブランクブランクホルダで押さえることで第2成形体に残した第2平坦部から不要部分を切除して第3成形体を得るトリム工程と、 第2平坦部の残部をフランジ部、前記L字断面を縦部と横部と呼ぶときに、前記フランジ部が前記縦部と面一になるように、前記フランジ部を曲げることで第4成形体を得る曲げ工程と、からなり、 燃料タンクの上半体のような容器半体を、塗装鋼板から成形することを特徴とする塗装鋼板の成形方法。
IPC (3件):
B21D 22/30 ,  B21D 51/18 ,  B60K 15/03
FI (3件):
B21D22/30 B ,  B21D51/18 A ,  B60K15/02 A
Fターム (4件):
3D038CA04 ,  3D038CB01 ,  3D038CC01 ,  3D038CC19
引用特許:
出願人引用 (4件)
  • 塗装金属板の絞り加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-093238   出願人:日新製鋼株式会社
  • 絞り加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-023266   出願人:日伸工業株式会社
  • 絞り缶の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-116318   出願人:北海製罐株式会社, 日東製器株式会社
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審査官引用 (3件)
  • 絞り加工方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-023266   出願人:日伸工業株式会社
  • 絞り缶の製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-116318   出願人:北海製罐株式会社, 日東製器株式会社
  • 特開平2-015834

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