特許
J-GLOBAL ID:200903056511602646

電動車輌の制動装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 杉信 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-011498
公開番号(公開出願番号):特開平7-215206
出願日: 1994年02月03日
公開日(公表日): 1995年08月15日
要約:
【要約】【目的】 回生制動系の故障時の安全を確保する。無駄な油の消費を抑える。制動モ-ド切換時のブレ-キペダル踏み込み特性の変化を抑制する。【構成】 マスタシリンダ出力の配管24aに、分岐管8を連結し、分岐管8に、カット弁10を介してストロ-クシミュレ-タ9を接続する。制動動作中に、回生制動系に故障が生じた時には、バイパス弁7を開く。またこの時、マスタシリンダ4出力の油圧Pmを、差圧弁6の差圧基準値ΔPrによって定まるしきい値αと比較し、Pm<αであれば、カット弁10を閉じ、ストロ-クシミュレ-タ9の連結を遮断する。制動状態でない時に故障が生じた場合には、油圧Pmとは無関係にカット弁10を閉じる。
請求項(抜粋):
電気エネルギ-を蓄える車上バッテリ-;該車載バッテリ-からの電力により車輪を駆動する電気駆動手段;前記車輪の回転に伴なって前記電気駆動手段が発生する電力を前記車載バッテリ-に戻す回生制動手段;ブレ-キペダルの操作量に応じた液圧を発生する液圧発生手段;該液圧発生手段が発生する液圧に応じて前記車輪に制動力を与える液圧制動手段;及び前記液圧発生手段と液圧制動手段との間の液体流路に介挿され、所定以上の液圧が印加された時に開くリリ-フ弁手段;を備える電動車輌の制動装置において:前記液圧発生手段と液圧制動手段との間の液体流路に、前記リリ-フ弁手段と並列に接続された、バイパス弁手段;前記液圧発生手段とリリ-フ弁手段との間の液体流路に一端が接続された、分岐管手段;前記液圧発生手段から出る液体を受入れる内空間が形成され、その入出力ポ-トが前記分岐管手段の他端に接続された、ストロ-クシミュレ-タ手段;前記分岐管手段上に設置され、前記ストロ-クシミュレ-タ手段に対する液体の流入を制限する遮断弁手段;制動時の異常の有無を識別する、異常識別手段;通常は前記バイパス弁手段を閉じ、前記異常識別手段が異常を検出した時には該バイパス弁手段を開く、異常時制御手段;及び通常は前記遮断弁手段を開制御し、前記異常時制御手段が前記バイパス弁手段を開く時に、前記遮断弁手段を閉制御する遮断制御手段;を設けたことを特徴とする、電動車輌の制動装置。
IPC (2件):
B60T 13/58 ,  B60L 7/24
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 電気自動車の制動制御装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-338545   出願人:トヨタ自動車株式会社
  • 電動車両の制動装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-322085   出願人:本田技研工業株式会社
  • 特開平4-243655
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