特許
J-GLOBAL ID:200903056548686971

環境負荷低減型航海計画提供システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 飯沼 義彦 ,  森下 靖侑
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-232641
公開番号(公開出願番号):特開2007-045338
出願日: 2005年08月10日
公開日(公表日): 2007年02月22日
要約:
【課題】本発明は、船舶の運航において、出発港から目的港までの航路に沿う所要数の通過点ごとに同船舶の通過予定時刻を統計処理により補正して許容誤差内に納めることにより、目的港への到着時刻の定時性を維持できるようにした環境負荷低減型航海計画提供システムを提供することを課題とする。【解決手段】気象海象予報により予測される船舶の風圧抵抗および波浪抵抗ならびに潮流抵抗を演算する第1演算手段4と、その演算結果に基づき予測される航路上の通過点における通過予定時刻を過去のデータに基づく統計処理により補正して、目的港へ許容誤差内の時刻に到着するための船速設定値および舵角設定値を演算する第2演算手段5とが設けられ、同第2演算手段5の演算結果に基づき、航海計画用制御系6から主機関制御手段2および操舵装置制御手段3へ適切な制御信号が送られるので、目的港への定時到着のほか、主機関の燃料消費率の改善ももたらされ、環境負荷の低減に寄与できる。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
出発港から所要の通過点を経由して目的港へ到る航路に就航する船舶のための航海計画提供システムにおいて、上記所要の通過点における各通過時刻を通過予定時刻に対し許容誤差内に納めながら目的港への到着時刻の定時性を維持すべく、上記航路に沿う上記船舶の通過予定海域の気象海象予報を順次受信する気象海象予報受信手段と、同気象海象予報受信手段により受信された気象海象予報に基づき上記船舶の主機関の出力制御および操舵装置による舵角制御を順次行って上記所要の通過点における通過時刻を許容誤差内に納めるための主機関制御手段および操舵装置制御手段とが船上に設けられるとともに、上記気象海象予報により予測される上記船舶の風圧抵抗および波浪抵抗ならびに潮流抵抗を演算する第1演算手段と、同第1演算手段における演算結果に基づき予測される上記所要の通過点の通過予定時刻を統計処理により補正して上記目的港へ許容誤差内の時刻に到着するための船速設定値および舵角設定値を演算する第2演算手段と、同第2演算手段により求められた演算結果に基づき上記の主機関制御手段および操舵装置制御手段にそれぞれ制御信号を送信する航海計画用制御系とが船上に装備されていることを特徴とする、環境負荷低減型航海計画提供システム。
IPC (4件):
B63H 25/04 ,  G08G 3/00 ,  G01C 21/20 ,  B63B 49/00
FI (4件):
B63H25/04 F ,  G08G3/00 A ,  G01C21/20 ,  B63B49/00 Z
Fターム (18件):
2F129AA14 ,  2F129BB20 ,  2F129BB21 ,  2F129DD21 ,  2F129DD47 ,  2F129DD66 ,  2F129FF02 ,  2F129FF59 ,  5H180AA25 ,  5H180BB04 ,  5H180BB15 ,  5H180FF04 ,  5H180FF07 ,  5H180FF10 ,  5H180FF13 ,  5H180FF17 ,  5H180FF22 ,  5H180FF32
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 航海支援処理装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-027083   出願人:日本電気株式会社
審査官引用 (1件)
  • 航海計画支援システム
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2003-406477   出願人:独立行政法人海上技術安全研究所

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