特許
J-GLOBAL ID:200903056609949199
ブレースダンパー
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件):
志賀 正武
, 高橋 詔男
, 渡邊 隆
, 青山 正和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-020850
公開番号(公開出願番号):特開2004-232292
出願日: 2003年01月29日
公開日(公表日): 2004年08月19日
要約:
【課題】ブレースダンパーの小形軽量化と応力集中による破断を防止する。【解決手段】帯鋼板からなる芯材11の外側に、軸方向変形を許容しつつ座屈を拘束する拘束部材12を装着する。芯材は両端部を除いてほぼ全長にわたり幅寸法が一定の降伏部11aとし、両端部のみは降伏部よりも幅寸法を大きくした固定部11bとする。固定部には建物への取付部材を兼ねるとともに固定部の面外剛性を高める補強リブ13等の補強部材を設ける。拘束部材は、芯材の降伏部から固定部に跨ってそれらの面外座屈を拘束する溝形鋼14等の対の面外補剛材と、芯材の降伏部の面内座屈を拘束する帯鋼15等の対の面内補剛材からなる。面外補剛材としての溝形鋼と面内補剛材としての帯鋼をH形に組み立てる。固定部に補強リブ13あるいはフランジ鋼板等の補強部材を取り付けることで芯材の両端部における断面形状を十字形あるいはH形とする。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
建物にブレースとして設置されるとともに建物の振動エネルギーを吸収するダンパーとしても機能するブレースダンパーであって、
両端部が建物に対して固定されて所定軸力を受けた際に降伏する帯鋼板からなる芯材と、芯材の外側に装着されてその軸方向変形を許容しつつ座屈を拘束する拘束部材とを有し、
芯材は、両端部を除いてほぼ全長にわたり幅寸法が一定の降伏部とされるとともに、両端部のみは降伏部よりも幅寸法が大きくされた固定部とされて、その固定部には建物への取付部材を兼ねるとともに固定部の面外剛性を高めるための補強部材が設けられ、
拘束部材は、芯材の降伏部から固定部に跨ってそれらを両面側から挟み込むことでそれら降伏部および固定部の板厚方向への面外座屈を拘束する対の面外補剛材と、芯材の降伏部の両側において双方の面外補剛材に対して締結されてそれら面外補剛材どうしを連結するとともに降伏部の板幅方向への面内座屈を拘束する対の面内補剛材からなることを特徴とするブレースダンパー。
IPC (2件):
FI (2件):
E04H9/02 311
, F16F15/02 L
Fターム (3件):
3J048AC06
, 3J048BC09
, 3J048EA38
引用特許:
審査官引用 (2件)
-
座屈拘束ブレース
公報種別:公開公報
出願番号:特願平11-075146
出願人:住友金属工業株式会社
-
ブレースダンパー
公報種別:公開公報
出願番号:特願2001-106380
出願人:清水建設株式会社
前のページに戻る