ブレースダンパー

発明者：
出願人/特許権者：
代理人 (1件)：志賀正武 (外3名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2001-106380
公開番号（公開出願番号）：特開2002-235380
出願日： 2001年04月04日
公開日（公表日）： 2002年08月23日
要約：

【要約】【課題】座屈強度に優れたブレースとしての機能と減衰性能に優れたダンパーとしての機能を併せ持つ有効な構造部材を実現する。【解決手段】両端が建物に対して固定されるブレース本体1と、ブレース本体を両側から挟み込んだ形態でその周囲に装着されて軸方向変形を許容しつつ座屈を防止する対の拘束部材からなる。ブレース本体は所定軸力を受けた際に降伏する降伏部1aが所定位置に設定された帯板状の鋼板からなる。拘束部材は自身の面外方向変形を防止する補強部材を少なくとも降伏部を挟み込む位置に有している。拘束部材としてチャンネル鋼材2を採用し、補強部材としてそのフランジ部とウェブ部との間に溶接された補強リブ10を採用する。ブレース本体として極軟鋼等を採用し、その長さ方向中央部における断面積を両端部よりも絞ることで降伏部を形成する。

請求項（抜粋）：

建物にブレースとして設置されるとともに建物の振動エネルギーを吸収するダンパーとしても機能するブレースダンパーであって、両端が建物に対して固定されるブレース本体と、ブレース本体を両側から挟み込んだ形態でその周囲に装着されることによりブレース本体の軸方向変形を許容しつつその座屈を防止する対の拘束部材からなり、前記ブレース本体は所定軸力を受けた際に降伏する降伏部が所定位置に設定された帯板状の鋼板からなり、前記拘束部材はこの拘束部材の面外方向変形を防止する補強部材を少なくともブレース本体の降伏部を挟み込む位置に有していることを特徴とするブレースダンパー。

IPC (3件)：

E04B 1/58 , E04B 1/24 , E04H 9/02 311

FI (3件)：

E04B 1/58 D , E04B 1/24 F , E04H 9/02 311

Fターム (22件)：

2E125AA04 , 2E125AA14 , 2E125AA33 , 2E125AG03 , 2E125AG43 , 2E125AG45 , 2E125AG57 , 2E125BB03 , 2E125BB08 , 2E125BB13 , 2E125BB22 , 2E125BB35 , 2E125BC09 , 2E125BD01 , 2E125BD03 , 2E125BD06 , 2E125BF04 , 2E125CA05 , 2E125CA14 , 2E125CA65 , 2E125EA25 , 2E125EA33

引用特許：

出願人引用 (5件)

座屈拘束ブレース
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-075146 出願人：住友金属工業株式会社
構造部材の横座屈補剛構造
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-139498 出願人：鈴木敏郎
ブレース
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-339364 出願人：大成建設株式会社

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審査官引用 (5件)

座屈拘束ブレース
公報種別：公開公報出願番号：特願平11-075146 出願人：住友金属工業株式会社
構造部材の横座屈補剛構造
公報種別：公開公報出願番号：特願平4-139498 出願人：鈴木敏郎
ブレース
公報種別：公開公報出願番号：特願平9-339364 出願人：大成建設株式会社

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