特許
J-GLOBAL ID:200903056635964805

有機電界発光素子及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 重野 剛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-085197
公開番号(公開出願番号):特開平9-274990
出願日: 1996年04月08日
公開日(公表日): 1997年10月21日
要約:
【要約】【課題】 有機電界発光素子の保存や駆動時のダークスポットの発生を抑制して、長期に亘り、安定な発光特性を維持する。【解決手段】 基板1、陽極2、有機発光層3及び陰極4よりなる素子本体10の外表面に保護層5、封止層6及び外気遮断材層7を形成した有機電界発光素子。封止層6は、JIS K6301の100%引張応力が50kgf/cm2 以下で、JIS Z0208(条件A)の透湿度が20g/m2 (24時間、200μm)以下の接着剤で形成する。【効果】 接着剤硬化時の硬化収縮歪や内部応力が小さいため、陰極の剥離や素子の短絡を引き起こすことなく、素子本体を封止してダークスポットを防止することができる。高温高湿下に長時間置いても、接着力、弾性の劣化を生じることがない。接着剤が保護層と反応して経時劣化を生じることもない。
請求項(抜粋):
基板上に、少なくとも、陽極、有機発光層及び陰極が積層され、この積層物の外表面に、内側から順に保護層、封止層及び外気遮断材層が形成されてなる有機電界発光素子であって、前記封止層が下記(イ)、(ロ)の条件を満たす接着剤を主成分とすることを特徴とする有機電界発光素子。(イ) JIS K6301で規定された100%引張応力が50kgf/cm2 以下(ロ) JIS Z0208で規定された条件Aにおける透湿度が24時間で20g/m2 (200μm)以下
IPC (5件):
H05B 33/12 ,  B32B 7/12 ,  H05B 33/10 ,  C09J175/04 JFA ,  C09J175/14 JFE
FI (5件):
H05B 33/12 ,  B32B 7/12 ,  H05B 33/10 ,  C09J175/04 JFA ,  C09J175/14 JFE
引用特許:
審査官引用 (6件)
  • 有機EL素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-012276   出願人:新日鐵化学株式会社
  • 薄膜型EL素子
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平6-166110   出願人:凸版印刷株式会社
  • ELパネルおよびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-183031   出願人:シャープ株式会社
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