特許
J-GLOBAL ID:200903056645414510

ねじ装置の転造加工方法、ボールねじ装置およびローラねじ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小栗 昌平 ,  本多 弘徳 ,  市川 利光 ,  高松 猛 ,  濱田 百合子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-126704
公開番号(公開出願番号):特開2005-305512
出願日: 2004年04月22日
公開日(公表日): 2005年11月04日
要約:
【課題】 オペレータの目視や、転造加工に要する所要時間の測定が不要で、かつ軸素材の全長の誤差や、材料のばらつきによる伸び量の相違に影響を受けずに転造加工の完了を良好に検知するねじ装置の転造加工方法、ボールねじ装置およびローラねじ装置を提供する。【解決手段】 ねじ装置の転造加工方法は、一対のダイス14,19を回転させながら軸素材28を挟み込むことにより、ダイス14,19で軸素材28の外周に所望の形状を転造加工で成形する。ねじ装置の転造加工方法は、軸素材28の転造加工中にダイス14,19のうち少なくとも一方にかかる荷重Fを検知し、この検知荷重Fを、予め設定した規定値K1と比較し、検知荷重Fが規定値K1より小さくなったとき、ダイス14,19による軸素材28の挟みこみを解除して、ダイス14,19による軸素材28の転造加工を完了する。【選択図】 図3
請求項(抜粋):
円筒状の一対のダイスを回転させながら軸素材を挟み込むことにより、一対のダイスで軸素材の外周に、ボールねじ装置のボールが転動するボール溝を転造加工で成形するねじ装置の転造加工方法において、 前記軸素材の転造加工中に前記一対のダイスのうち少なくとも一方にかかる荷重を検知し、この検知荷重を、予め設定した設定値と比較し、前記検知荷重が前記設定値より小さくなったとき、 または、前記軸素材の転造加工中に前記一対のダイスのうち少なくとも一方の軸素材に対する切込み位置に関して、通常の転造加工位置との変位を検知し、この検知した変位を、予め設定した設定値と比較し、前記検知した変位が前記設定値より大きくなったとき、 前記一対のダイスによる軸素材の挟みこみを解除して、前記一対のダイスによる軸素材の転造加工を完了することを特徴とするねじ装置の転造加工方法。
IPC (1件):
B21H3/04
FI (1件):
B21H3/04 B
引用特許:
出願人引用 (3件)

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