特許
J-GLOBAL ID:200903056674337664

シート材切断装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2004-261948
公開番号(公開出願番号):特開2006-075935
出願日: 2004年09月09日
公開日(公表日): 2006年03月23日
要約:
【課題】 本発明は、シート材のフルカットとパーシャルカットが1台の切断装置ででき、可動刃の位置決めの要部材がシート材の切断時に切断反力を受けて勝手に移動してしまうことがなく、切断前後で可動刃の待機位置がずれることがなく、機械的構成で可動刃のストロークを制御できるシート材切断装置を提供することを目的とする。【解決手段】 本発明は、正逆両方向に回転するホイールと、該ホイールに設置される駆動ピンと、該駆動ピンの回転運動を可動刃の直線運動に変換するカム機構とを具備する機械的構成を採用することにより、駆動ピンおよび可動刃とカム機構とが係合する動作を適切に制御することで、駆動ピンやカム機構が切断反力を受けても勝手に移動せず、切断前後でホイールの回転方向による可動刃の待機位置ずれが生じることなく、シート材のフルカットとパーシャルカットが1台の切断装置でできるシート材切断装置である。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
シート材を切断する可動刃と、駆動装置に連結され正逆両方向に回転動作するホイールと、ホイールの回転軸から所定の間隔位置に設置した駆動ピンと、該駆動ピンの回転運動を可動刃の切断および離間の実質的な直線運動に変換するカム機構を有するシート材切断装置であって、前記カム機構は、可動刃に設けた切断幅方向に少なくとも駆動ピン外径の回転軌跡の幅を有する連結孔と、該連結孔の切断幅方向を移動可能なスライド部材を具備し、可動刃に設けた前記連結孔と、スライド部材に設けた駆動ピン外径の回転軌跡よりも小さい幅を切断幅方向に有するスライド部材連結孔とが、駆動ピンに連通されており、前記スライド部材と接触可能な接触部を可動刃に設け、かつ前記スライド部材には可動刃の接触部と接触可能な異形端面を有する異形孔を具備し、該異形孔の切断幅方向の一方には、切断方向に逃がし部を形成し、ホイールの一方の回転によってスライド部材の異形孔の逃がし部に可動刃の接触部が入り込んで可動刃のストロークを短縮し、ホイールの他方の回転によってスライド部材の異形孔の逃がし部から可動刃の接触部が離脱して可動刃が所定のストロークを得るものであることを特徴とするシート材切断装置。
IPC (2件):
B26D 7/26 ,  B26D 1/08
FI (2件):
B26D7/26 ,  B26D1/08
Fターム (5件):
3C021JA05 ,  3C021JA07 ,  3C021JA09 ,  3C027JJ03 ,  3C027JJ10
引用特許:
出願人引用 (3件)
  • 特許第3226613号公報
  • シート材切断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-168642   出願人:日立金属株式会社, 株式会社安来製作所
  • 特許第2724971号公報
審査官引用 (6件)
  • シート切断装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平4-203478   出願人:日立金属株式会社, 株式会社安来精密
  • シートカッタとその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-022838   出願人:河口湖精密株式会社
  • 特許第3226613号
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