特許
J-GLOBAL ID:200903056717112521

ステンレス鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-098621
公開番号(公開出願番号):特開平7-310110
出願日: 1994年05月12日
公開日(公表日): 1995年11月28日
要約:
【要約】【目的】 溶融還元炉と脱炭炉の2炉を持つ必要もなく、容易に実施できかつクロム回収および脱硫も効果的に行われるステンレス鋼の製造方法を提供する。【構成】 リサイクルされた酸化クロム含有スラグと粗脱炭昇温吹錬前もしくは吹錬中の溶湯との接触下で、該溶湯中の炭素または含炭素材中の炭素によりスラグ中の酸化クロムを還元し、溶湯中に回収することから成る方法において、粗脱炭昇温吹錬の終了した溶湯にSi含有合金および生石灰を添加しスラグ塩基度1.5〜2.5 、[%Si] を0.1 〜0.3 %として仕上げ還元および脱硫を同時に行う。上記仕上げ還元期にAl含有合金、金属Ca含有合金およびTi含有合金の少なくとも1種を添加してもよい。
請求項(抜粋):
ステンレス鋼の粗溶鋼の仕上げ脱炭精錬期に得られたAl2O3含有率10%以下の酸化クロムを含むスラグを用意すること、該スラグと粗脱炭昇温吹錬前もしくは吹錬中の溶湯との接触下に、該溶湯中の炭素または含炭素材中の炭素により前記スラグ中の酸化クロムを還元して溶湯中に回収すること、前記粗脱炭昇温吹錬により得られたステンレス溶鋼の粗溶鋼にSi含有合金および生石灰を添加しスラグ塩基度1.5 〜2.5 、溶鋼中[%Si] を0.1 〜0.3 %として仕上げ還元および脱硫を同時に行い、その後スラグを排滓し、Cr含有合金を所定量添加して仕上げ脱炭精錬を行うことを特徴とするステンレス鋼の製造方法。
IPC (2件):
C21C 5/28 ,  C21C 5/36
引用特許:
審査官引用 (5件)
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