特許
J-GLOBAL ID:200903056774814702

バーハンドル車両用ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 木戸 一彦 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-148295
公開番号(公開出願番号):特開平10-338183
出願日: 1997年06月05日
公開日(公表日): 1998年12月22日
要約:
【要約】【課題】 前輪ブレーキと後輪ブレーキの連動時に、ブレーキ操作子の入力荷重を、前輪ブレーキと後輪ブレーキへの出力荷重として配分しながら、前輪ブレーキと後輪ブレーキへの合計の出力荷重を、ブレーキ操作子の入力荷重よりも増大したり減少して、前輪ブレーキと後輪ブレーキのそれぞれに、バーハンドル車両の車体条件や性能,使用目的に合った好ましい制動力を得るようにする。【解決手段】第1ブレーキ操作子10を、操作子本体16とノッカー17とからなる分割型のブレーキレバーとする。牽引側連繋手段18aと従動側連繋手段18bとの間に出力分配器19を介装する。出力分配器19を、回動レバー50の中間部を固定支点52にて枢支し、回動レバー50の一端50aに、イコライザレバー51の基端51aを浮動支点53にて枢支したレバー機構とする。イコライザレバー51の中間部に牽引側連繋手段18aを連結し、先端51bをノッカー17のレバー受け片17dの反ピストン側面に当接させる。回動レバー50の他端50bに、従動側連繋手段18bを連結する。
請求項(抜粋):
バーハンドル車両の前輪ブレーキと後輪ブレーキのいずれか一方を、第1ブレーキ操作子の操作にて液圧マスタシリンダに発生した液圧で作動する液圧式ブレーキとなし、他方を第2ブレーキ操作子の操作にて連繋手段の牽引で作動する機械式ブレーキとなすと共に、前記第1ブレーキ操作子を、前記液圧マスタシリンダの近傍でピボットに枢支される操作子本体と、該操作子本体の操作による押動にてピボットを支点に前記液圧マスタシリンダのシリンダ孔開口部方向へ回動し、該液圧マスタシリンダのピストンをシリンダ孔内に押動するノッカーとに分割し、前記連繋手段を、前記第2ブレーキ操作子につながれる牽引側連繋手段と、前記機械式ブレーキの前輪ブレーキまたは後輪ブレーキにつながれる従動側連繋手段とに分断して、これら牽引側連繋手段と従動側連繋手段との間に、回動レバーの中間部を前記液圧マスタシリンダの近傍に固定支点にて枢支し、該回動レバーの一端にイコライザレバーの基端を浮動支点にて枢支した出力分配器を介装して、前記回動レバーの他端に前記従動側連繋手段を連結し、前記イコライザレバーの中間部に前記牽引側連繋手段を連結すると共に、該イコライザレバーの先端を前記ノッカーの反ピストン側面に当接せしめたことを特徴とするバーハンドル車両用ブレーキ装置。
IPC (2件):
B62L 3/08 ,  B62L 3/02
FI (3件):
B62L 3/08 ,  B62L 3/02 A ,  B62L 3/02 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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