特許
J-GLOBAL ID:200903056780874725

チタニルフタロシアニン結晶とその製造方法、および電子写真感光体とその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 亀井 弘勝 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-270416
公開番号(公開出願番号):特開2001-181531
出願日: 2000年09月06日
公開日(公表日): 2001年07月03日
要約:
【要約】【課題】 良好な感度特性を有する感光層を安定して形成することが可能な、貯蔵安定性に優れた塗工液を製造しうる、新規なチタニルフタロシアニン結晶と、それを用いた感度特性に優れた電子写真感光体とを提供する。【解決手段】 チタニルフタロシアニン結晶は、下記(a)(b)の特性のうち少なくとも一方を満足する。(a) 結晶が、示差走査熱量分析において、吸着水の気化に伴なうピーク以外は50°Cから400°Cまで温度変化のピークを有しない。(b) 有機溶媒中に24時間、浸漬したのち回収した結晶が、CuKα特性X線回折スペクトルにおいて、少なくともブラッグ角2θ±0.2°=27.2°に最大ピークを有するとともに、26.2°にピークを有しない。電子写真感光体は、上記チタニルフタロシアニン結晶を含む感光層を有する。他の電子写真感光体は、感光層から単離したチタニルフタロシアニン結晶を有機溶媒中で24時間、浸漬してもブラッグ角2θ±0.2°=26.2°のピークが最大ピークを超えない。
請求項(抜粋):
チタニルフタロシアニン化合物を結晶化したチタニルフタロシアニン結晶であって、示差走査熱量分析において、吸着水の気化に伴なうピーク以外は、50°Cから400°Cまで温度変化のピークを有しないことを特徴とするチタニルフタロシアニン結晶。
IPC (3件):
C09B 67/50 ,  C09B 67/12 ,  G03G 5/06 371
FI (3件):
C09B 67/50 Z ,  C09B 67/12 ,  G03G 5/06 371
Fターム (4件):
2H068AA19 ,  2H068BA39 ,  2H068EA05 ,  2H068FA13
引用特許:
審査官引用 (5件)
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