特許
J-GLOBAL ID:200903056899324804

バルブタイミング可変機構の組み付け方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 恩田 博宣
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-234845
公開番号(公開出願番号):特開平11-081927
出願日: 1997年08月29日
公開日(公表日): 1999年03月26日
要約:
【要約】【課題】移動体であるロックピンとその係止穴との間に適正なクリアランスを確保、維持した状態でバルブタイミング可変機構を組み付けることのできるバルブタイミング可変機構の組み付け方法を提供する。【解決手段】治具80に被動ギア17,プレート18,ハウジング16,内部ロータ19及びカバー20を順にセットする。そして、位置決めピン61を治具の貫通孔80aを介して被動ギア17に形成されたネジ孔60から挿入して、プレート18に形成されたロックピン33を係止するための係止穴34及びベーン24に形成されたロックピン33を移動させるための挿通孔32に嵌入する。この状態で、ボルト21をボルト溝21aに螺着し、カバー20,ハウジング16,プレート18及び被動ギア17を一体に固定する。その後、位置決めピン61をネジ孔60から取り外し、同ネジ孔60にネジを螺着して同ネジ孔60を塞ぐ。
請求項(抜粋):
同一の回転軸心を有して内燃機関の出力軸及び同機関のバルブを開閉駆動するカムシャフトの一方及び他方に連結された第1及び第2の回転体を備えるとともに、前記第1の回転体に形成された凹部を前記第2の回転体に形成されたベーンにて区画することによりベーンの少なくとも一側に液室を形成し、該形成した液室に対する液圧制御に基づき前記第1及び第2の回転体を相対回転させて前記機関出力軸と前記カムシャフトとの相対回転位相を変更し、前記バルブの開閉タイミングを可変制御するとともに、前記第2の回転体に形成された挿通孔を移動する移動体が前記第1の回転体の背面に組み付けられるプレートに形成された係止穴に嵌入されることによってそれら第1及び第2の回転体を所定の回転位相に係止するロック手段を備えるバルブタイミング可変機構の組み付け方法であって、前記係止穴の背面部材に設けた貫通孔から位置決めピンを挿入して該係止穴と前記挿通孔との軸心を一致させた状態で前記プレート及び前記第1の回転体及び第2の回転体を位置決めする工程と、該位置決めした状態で前記第1の回転体と前記プレートとを締結手段にて締結し固定する工程と、を備えることを特徴とするバルブタイミング可変機構の組み付け方法。
IPC (2件):
F01L 1/34 ,  F01L 3/24
FI (2件):
F01L 1/34 E ,  F01L 3/24 C
引用特許:
審査官引用 (2件)

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