特許
J-GLOBAL ID:200903056954280145
揮発性オリゴオルガノシロキサンを再循環させつつポリメチルビニルシロキサン樹脂を製造するための方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (4件):
倉内 基弘
, 遠藤 朱砂
, 吉田 匠
, 中島 拓
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-518540
公開番号(公開出願番号):特表2006-514153
出願日: 2004年01月26日
公開日(公表日): 2006年04月27日
要約:
本発明は、シリコーン樹脂、具体的にはポリメチルビニルシロキサン樹脂の分野に関する。さらに具体的には、本発明は、少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位R3SiO1/2(M単位)及びSiO4/2(Q或いはQOH単位)を含むポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法において、次の工程:(a)単位Qを含むシロキサン樹脂をシロキサン樹脂先駆物質、好ましくは珪酸アルカリ金属の酸加水分解によって製造し、(b)工程(a)で得られたシロキサン樹脂を非極性溶媒の存在下にハロシランで官能化させ、ここで、該官能化は、揮発性オリゴシロキサンを含む副産物(シロックス)を生じさせ、(c)工程(b)で生じたシロックスを非極性溶媒の溶液の状態で回収し、及び(d)工程(b)で官能化された樹脂を強塩基で転位させてシラノールを除去することを含み、しかも、工程(b)中に生じ且つ工程(c)で回収されたシロックスの少なくとも一部分を再循環させることを特徴とする、ポリメチルビニルシロキサン樹脂の製造方法に関するものである。
請求項(抜粋):
少なくとも2種の異なるタイプのシロキシ単位、即ちR3SiO1/2単位(M単位)及びSiO4/2単位(Q或いはQOH単位)を有するポリオルガノシロキサン樹脂の製造方法において、次の工程:
(a)Q単位を含むポリオルガノシロキサン樹脂を酸性媒体中で珪酸アルカリ金属から製造し、
(b)工程(a)で得られたシロキサン樹脂を非極性溶媒の存在下にハロシランで官能化させ、ここで、該官能化は、揮発性オリゴシロキサンを含む副産物(シロックス副産物)を生じさせ、
(c)工程(b)で生じたシロックス副産物を回収し、及び
(d)工程(b)で官能化された樹脂を強塩基を使用して転位させてシランを除去すること
を含み、しかも、工程(b)中に生じ且つ工程(c)で回収された該シロックス副産物のうち少なくともいくらかを再循環させること
を特徴とする、ポリオルガノシロキサン樹脂の製造方法。
IPC (1件):
FI (1件):
Fターム (24件):
4J246AA02
, 4J246AA03
, 4J246AB11
, 4J246BA280
, 4J246BA29X
, 4J246BA290
, 4J246BB02X
, 4J246BB020
, 4J246BB022
, 4J246CA05U
, 4J246CA05X
, 4J246CA050
, 4J246CA24X
, 4J246CA240
, 4J246CA34X
, 4J246CA340
, 4J246FA071
, 4J246FA151
, 4J246FA191
, 4J246FB051
, 4J246FE03
, 4J246FE33
, 4J246GA01
, 4J246GA12
引用特許:
出願人引用 (1件)
審査官引用 (9件)
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