特許
J-GLOBAL ID:200903057119470185

シールリング付転がり軸受

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小山 武男 ,  中井 俊 ,  小山 欽造
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-069224
公開番号(公開出願番号):特開2006-250272
出願日: 2005年03月11日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 転がり軸受1aの回転方向に拘らず、外部からの異物の侵入防止を十分に図れる構造を実現する。【解決手段】 外輪3の端部内周面に係止されたシールリング9aの内径側外側面28の円周方向複数個所に、内輪2の端部外周面に形成されたシール溝13の内側面20に向けて突出した凸部17を形成する。これら各凸部17の形状は略台形とし、円周方向両側面を、径方向外方に向かう程互いに近づく方向に傾斜させる。運転時には、上記シールリング9aの内径側外側面28と上記シール溝13の内側面20との間に侵入した異物が、この内径側外側面28に形成した上記各凸部17の傾斜側面に沿って、径方向外方に送り出される。これら各凸部17の傾斜側面は、円周方向両側に存在する為、回転方向に拘らず異物を外部に排出できる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
外周面に内輪軌道を有する内輪と、内周面に外輪軌道を有する外輪と、これら内輪軌道と外輪軌道との間に転動自在に設けられた複数個の転動体と、全体を円輪状に形成され、外周縁部を上記外輪の端部内周面に形成した係止溝に係止すると共に、内径側外側面を上記内輪の端部外周面に形成したシール溝の内側面に対向させる事により、この内輪の外周面と上記外輪の内周面との間に存在し上記各転動体を設置した内部空間の端部開口を塞ぐシールリングとを備えたシールリング付転がり軸受に於いて、このシールリングの内径側外側面と上記シール溝の内側面とのうちの一方の側面の円周方向複数個所に、この一方の側面から他方の側面に向けて突出した凸部を形成しており、これら各凸部は、円周方向両側に存在する面同士が、径方向外方に向かう程互いに近づく様に形成されている事を特徴とするシールリング付転がり軸受。
IPC (1件):
F16C 33/78
FI (1件):
F16C33/78 Z
Fターム (3件):
3J016AA02 ,  3J016BB03 ,  3J016CA01
引用特許:
出願人引用 (6件)
  • 玉軸受のシール構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-059751   出願人:ミネベア株式会社
  • 回転方向性玉軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-334480   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 転がり軸受の密封装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平8-065301   出願人:光洋精工株式会社
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審査官引用 (2件)
  • 回転方向性玉軸受
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-334480   出願人:エヌティエヌ株式会社
  • 玉軸受のシール構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-059751   出願人:ミネベア株式会社

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