特許
J-GLOBAL ID:200903057196582204

インクジェット記録装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鳥巣 実
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-216208
公開番号(公開出願番号):特開平11-058788
出願日: 1997年08月11日
公開日(公表日): 1999年03月02日
要約:
【要約】【課題】 吸引キャップのキャッピング時に、吸引キャップの内部を大気に開放し、気泡が記録ヘッドに侵入するのを防止する。【解決手段】 吸引ポンプは、ポンプケーシング52内において、第1及び第2のピストン部材53,54が独立して移動可能で、ポンプケーシング52は、吸引口52aと排出口52bとを軸線方向に一定間隔を存して有する。第1及び第2のピストン部材53,54の間のポンプ室52e及び排出口52bを通じて、吸引キャップが記録ヘッドのノズル面を覆うまで、吸引キャップに接続される吸引口52aを大気に開放された状態とする。
請求項(抜粋):
記録媒体にインクを吐出して記録動作する記録ヘッドと、該記録ヘッドのノズル面を開閉可能に覆うようにノズル面に対し接離可能な吸引キャップと、該吸引キャップを通じて前記記録ヘッドのノズル孔からインクを吸引する吸引ポンプと、前記吸引キャップの接離動作に連動して前記吸引ポンプの作動を制御するポンプ制御手段とを備えるインクジェット記録装置において、前記吸引ポンプは、前記吸引キャップに接続された吸引口と吸引されたインクを排出する排出口とを有する筒状のポンプケーシングと、該ポンプケーシングの内部に摺動可能に嵌合された第1及び第2のピストン部材とを備え、前記ポンプケーシングの一端部側に第1のピストン部材が配設されるとともに第1及び第2のピストン部材の間に容積可変のポンプ室を形成するものであり、前記ポンプ制御手段は、前記吸引キャップが記録ヘッドのノズル面を覆った状態で、前記ポンプ室を吸引口に接続すると共に拡大するように前記両ピストン部材を相対移動させる第1の制御と、前記ポンプ室を排出口に接続すると共に圧縮するように前記両ピストン部材を相対移動させる第2の制御と、前記吸引キャップが記録ヘッドのノズル面を覆うまで、前記両ピストン部材を、前記吸引口がポンプ室及び排出口を通じて大気に開放する状態となるように位置させる第3の制御とを有することを特徴とするインクジェット記録装置。
IPC (3件):
B41J 2/18 ,  B41J 2/185 ,  B41J 2/165
FI (2件):
B41J 3/04 102 R ,  B41J 3/04 102 N
引用特許:
審査官引用 (3件)

前のページに戻る