特許
J-GLOBAL ID:200903057275531992

内燃機関の点火系異常検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 加古 宗男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-162155
公開番号(公開出願番号):特開2006-336535
出願日: 2005年06月02日
公開日(公表日): 2006年12月14日
要約:
【課題】 点火系の各故障モードと点火プラグのくすぶり汚損とを区別して検出する。 【解決手段】 イオン電流検出期間以外の期間に流れる電流(漏洩電流)から算出した点火プラグ27の絶縁抵抗値が、点火コイル21の二次側ショートと点火プラグ27のくすぶり汚損のいずれかが発生したと判断される所定抵抗値以下(例えば500MΩ以下)に低下したときに、該絶縁抵抗値が急激に大きく低下したか否か判定し、該絶縁抵抗値が急激に大きく低下した場合は、点火コイル21の二次側ショートと判定し、該絶縁抵抗値が比較的緩やかに低下した場合は、点火プラグ27のくすぶり汚損と判定する。また、燃料カット領域や低回転領域で、イオン電流出力パターンが点火コイル21のレアーショート発生時特有のノイズパターンと合致するか否かを点火後のイオン電流出力時間が0.5ms〜2msの範囲内であるか否で判定して、レアーショートを検出する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
内燃機関の燃焼室内で混合気の燃焼に伴って発生するイオン電流を点火プラグを介して検出するイオン電流検出手段を備えた内燃機関の点火系異常検出装置において、 前記イオン電流検出手段の出力から前記点火プラグの電極間に流れる漏洩電流を検出してその漏洩電流値に基づいて該点火プラグの絶縁抵抗値を検出する絶縁抵抗検出手段と、 前記絶縁抵抗検出手段で検出した絶縁抵抗値に基づいて点火系の異常と前記点火プラグのくすぶり汚損を検出する異常検出手段とを備え、 前記異常検出手段は、前記絶縁抵抗検出手段で検出した絶縁抵抗値が前記点火系の異常と前記点火プラグのくすぶり汚損のいずれかが発生したと判断される所定抵抗値以下に低下したときに、該絶縁抵抗値が急激に大きく低下したか否かで前記点火系の異常と前記点火プラグのくすぶり汚損とを区別して検出することを特徴とする内燃機関の点火系異常検出装置。
IPC (1件):
F02P 17/12
FI (2件):
F02P17/00 E ,  F02P17/00 R
Fターム (12件):
3G019AB02 ,  3G019AC07 ,  3G019CA01 ,  3G019CA07 ,  3G019CA08 ,  3G019CA11 ,  3G019CD06 ,  3G019DB07 ,  3G019DC06 ,  3G019DC07 ,  3G019LA13 ,  3G019LA14
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 内燃機関の失火検出装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2002-106445   出願人:株式会社デンソー, トヨタ自動車株式会社
審査官引用 (2件)

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