特許
J-GLOBAL ID:200903057291477086

減衰力調整式油圧緩衝器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-366657
公開番号(公開出願番号):特開2000-193013
出願日: 1998年12月24日
公開日(公表日): 2000年07月14日
要約:
【要約】【課題】 パイロット型減衰弁を備えた減衰力調整式油圧緩衝器において、安定したハード側の減衰力特性を得る。【解決手段】 シリンダ内のピストンの摺動によって生じる接続ポート26,27間の油液の流動を固定オリフィス45およびスプール61によるポート46,47間の流路面積によって制御して、オリフィス特性を直接調整する。同時に、ポート46,47間の圧力損失によってパイロット室44の圧力を変化させ、メインバルブ41の開弁圧力を変化させてバルブ特性を調整する。ポート46,47に並行してオリフィス通路63を設けることにより、ポート46,47間の流路面積を絞ったとき、加工精度等によるその流路面積のばらつきをオリフィス通路63の流路面積によって吸収することができるので、安定したハード側の減衰力特性を得ることができる。
請求項(抜粋):
油液が封入されたシリンダと、該シリンダ内に摺動可能に嵌装されたピストンと、一端が前記ピストンに連結され他端が前記シリンダの外部へ延出されたピストンロッドと、前記ピストンの摺動によって油液が流通する主油液通路と、該主油液通路と並行して設けられた副油液通路と、前記主油液通路に設けられたパイロット型減衰弁と、前記副油液通路に設けられた固定オリフィスおよび可変オリフィスとを備え、前記副油液通路の前記固定オリフィスと前記可変オリフィスとの間の圧力を前記パイロット型減衰弁のパイロット圧力とする減衰力調整式油圧緩衝器であって、前記可変オリフィスと並行してオリフィス通路を設けたことを特徴とする減衰力調整式油圧緩衝器。
Fターム (2件):
3J069AA54 ,  3J069EE36
引用特許:
審査官引用 (2件)

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