特許
J-GLOBAL ID:200903057411701376

極軟質高炭素熱延鋼板およびその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 落合 憲一郎 ,  森 和弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-015724
公開番号(公開出願番号):特開2007-291495
出願日: 2007年01月26日
公開日(公表日): 2007年11月08日
要約:
【課題】加工性に優れた極軟質高炭素熱延鋼板を提供する。【解決手段】C:0.2〜0.7 %の高炭素熱延鋼板であり、フェライト平均粒径が20μm以上、粒径10μm以下のフェライト粒の体積率が20%以下、炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満、アスペクト比が5以上の炭化物割合が15%以下、炭化物同士が接触する割合が20%以下である組織を有する鋼板である。そして、粗圧延後、仕上圧延入り側温度が1100°C以下、最終パスの圧下率を12%以上、かつ仕上温度を(Ar3-10)°C以上とする仕上圧延を行い、次いで、仕上圧延後1.8秒以内に120°C/秒超えの冷却速度で600°C以下の冷却停止温度まで1次冷却を行い、次いで、2次冷却により600°C以下の温度に保持した後、580°C以下の温度で巻取り、酸洗後、箱型焼鈍法により、680°C以上Ac1変態点以下の温度で球状化焼鈍することで製造される。【選択図】なし
請求項(抜粋):
質量%で、C:0.2〜0.7 %、Si:0.01〜1.0%、Mn:0.1〜1.0%、P:0.03%以下、S:0.035%以下、Al:0.08%以下、N:0.01%以下を含有し、残部が鉄および不可避的不純物からなり、 フェライト平均粒径が20μm以上、 粒径10μm以下のフェライト粒の体積率が20%以下、 炭化物平均粒径が0.10μm以上2.0μm未満、 アスペクト比が5以上の炭化物の割合が15%以下、 炭化物同士が接触する割合が20%以下 である組織を有することを特徴とする極軟質高炭素熱延鋼板。
IPC (4件):
C22C 38/00 ,  C22C 38/06 ,  C22C 38/32 ,  C21D 9/46
FI (4件):
C22C38/00 301W ,  C22C38/06 ,  C22C38/32 ,  C21D9/46 T
Fターム (40件):
4K037EA01 ,  4K037EA02 ,  4K037EA06 ,  4K037EA07 ,  4K037EA11 ,  4K037EA13 ,  4K037EA15 ,  4K037EA17 ,  4K037EA18 ,  4K037EA19 ,  4K037EA20 ,  4K037EA22 ,  4K037EA23 ,  4K037EA25 ,  4K037EA26 ,  4K037EA27 ,  4K037EA31 ,  4K037EA32 ,  4K037EA33 ,  4K037EA35 ,  4K037EB06 ,  4K037EB08 ,  4K037EB09 ,  4K037EB11 ,  4K037FA03 ,  4K037FA05 ,  4K037FB00 ,  4K037FB01 ,  4K037FC02 ,  4K037FC03 ,  4K037FC04 ,  4K037FC05 ,  4K037FD04 ,  4K037FE01 ,  4K037FE02 ,  4K037FE06 ,  4K037FF02 ,  4K037FM02 ,  4K037JA06 ,  4K037JA07
引用特許:
出願人引用 (10件)
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審査官引用 (6件)
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