特許
J-GLOBAL ID:200903057538778106

溶鋼の昇熱精錬方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 森 道雄 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-330507
公開番号(公開出願番号):特開平10-168511
出願日: 1996年12月11日
公開日(公表日): 1998年06月23日
要約:
【要約】【課題】Al2O3系酸化物の少ない溶鋼の昇熱精錬方法を提供する。【解決手段】Al含有溶鋼を不活性ガスで撹拌又は環流しながら、上吹きランスを用いて、溶鋼面に酸化性ガスを吹付けると同時に、溶鋼中へ酸化性ガスまたは不活性ガスをキャリアガスとしてCaO系粉体を吹込んで昇熱精錬し、引き続き撹拌又は環流処理を施す溶鋼の昇熱精錬方法であって、粉体の吹込みを下記?@〜?Bを満たす条件で行う。?@粒径:200μm以下。?Aランスの先端と溶鋼面との距離:1〜3m。?B粉体中のCaO純分供給速度Yと酸化性ガス中の酸素純分供給速度Xとの比Y/X:0.2〜5。但し、Y、Xの単位はkg/(t・min)。【効果】短時間で高清浄鋼が得られる。
請求項(抜粋):
Alを含有する溶鋼を不活性ガスで撹拌しながらまたは環流させながら、上吹きランスを用いて、同一ノズルから酸化性ガスをキャリアガスとしてCaOを主体とする粉体を吹き込むか、または異なったノズルから酸化性ガスおよびキャリアガスとともにCaOを主体とする粉体とを吹き込んで前記溶鋼を昇熱精錬処理し、引き続き、不活性ガスで撹拌または環流処理を施す溶鋼の昇熱精錬方法であって、粒径が200μm以下の前記粉体を用い、前記ランスの先端と溶鋼面との距離を1〜3mとし、前記粉体中のCaO純分供給速度Ykg/(溶鋼t・min)と酸化性ガス中の酸素純分供給速度Xkg/(溶鋼t・min)との比Y/Xが0.2〜5となるように前記粉体を吹き込むことを特徴とする溶鋼の昇熱精錬方法。
IPC (3件):
C21C 7/04 ,  C21C 7/072 ,  C21C 7/10
FI (5件):
C21C 7/04 P ,  C21C 7/04 C ,  C21C 7/072 J ,  C21C 7/072 A ,  C21C 7/10 J
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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