特許
J-GLOBAL ID:200903057622579577

ジニトリルおよびジアミンからポリアミドを製造する方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 谷 義一 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-589602
公開番号(公開出願番号):特表2002-533499
出願日: 1999年11月30日
公開日(公表日): 2002年10月08日
要約:
【要約】第1ステップで水の添加と同時に反応器のパージング(すなわちアンモニアおよび水蒸気の排出)を行うことによりα,ω-ジニトリルを触媒加水分解し、次に第2ステップでα,ω-ジアミンを加水分解物に添加することによる重合を行うことを含むα,ω-ジニトリルおよびα,ω-ジアミンからポリアミドを生成する2ステップ法。このような方法は、加水分解中に低触媒レベルを使用する、アジポニトリルおよびヘキサメチレンジアミンからのポリ(ヘキサメチレンアジポアミド)、すなわちナイロン6,6の生成に特に有用であり、ポリマー中のビス(ヘキサメチレン)トリアミン、BHMTのレベルを減少させる結果となる。
請求項(抜粋):
α,ω-ジニトリルおよびα,ω-ジアミンからポリアミドを製造する方法であって、 (a)α,ω-ジアミンが存在しない状態で、α,ω-ジニトリルの加水分解を引き起こすような温度および圧力で、α,ω-ジニトリルの加水分解が全体の転換率の少なくとも95%に達するのに充分な時間、反応器内でα,ω-ジニトリルを水および有効量の触媒と接触させ、前記加水分解中に水を加えながら同時に反応器の排出を行って、アンモニアおよび水蒸気を取り除くステップと、 (b)ステップ(a)中で生成された前記加水分解物にα,ω-ジアミンを添加するステップと、 (c)前記加水分解物とジアミンの混合物を、水の存在下で、重合させるのに充分な時間加熱するステップと、そして (d)トリアミンの含有率が低いポリアミドを回収するステップと、を含むことを特徴とするポリアミドを製造する方法。
Fターム (8件):
4J001DA01 ,  4J001EB03 ,  4J001EB08 ,  4J001EC03 ,  4J001EC08 ,  4J001EE56A ,  4J001GA03 ,  4J001JB50
引用特許:
出願人引用 (3件)

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