特許
J-GLOBAL ID:200903057648552863
燃料電池電力供給型車両の熱管理
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
社本 一夫 (外5名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-040529
公開番号(公開出願番号):特開2001-298807
出願日: 2001年02月16日
公開日(公表日): 2001年10月26日
要約:
【要約】【課題】 効率的、低重量及びコスト効率の高い、燃料電池電力供給型車両用の熱管理システムを提供する。【解決手段】 燃料電池で電力供給される電気自動車の熱管理システム2は、少なくとも1つの高温熱輸送回路4と、少なくとも1つの低温熱輸送回路14とを有する。各回路は他方と同じ誘電性熱輸送媒体を使用する。これらの回路は互いに流体連通しており、高温輸送媒体は高温回路4から低温回路14に流れることができ、より低温の熱輸送媒体は低温回路14から高温回路4に流れることができる。このとき、燃料電池16が低温の場合には該燃料電池16を加熱し、燃料プロセッサ6が高温の場合には該燃料プロセッサ6を冷却し、それ以外では車両の熱的要求に合致させる制御が行われる。
請求項(抜粋):
燃料電池電力供給型の車両であって、該車両は、水素及び酸素から電気を生成するための燃料電池システムと、該車両を推進させるため前記電気により付勢される電動機と、該電動機を制御するための電力制御回路と、該車両の乗員室の環境を制御するための熱交換器と、該車両から余剰の熱を放出するための放熱器と、を有し、更に、高温熱輸送回路であって、液体炭化水素をPEM燃料電池に燃料供給するための水素に転換させる熱生成燃料プロセッサ、該高温回路から熱を抽出する少なくとも1つの吸熱装置、及び、該高温回路を通して誘電性液体熱輸送媒体を循環させる第1のポンプを備える、前記高温熱輸送回路と、低温熱輸送回路であって、前記燃料電池、前記電動機、前記電力制御回路、前記放熱器、及び、該低温回路を通して前記熱輸送媒体を循環させる第2のポンプを備える、前記低温熱輸送回路と、前記高温回路及び前記低温回路を連通させる第1のバルブであって、該第1のバルブは、開放したとき、該回路のうち一方の回路から他方の回路に第1の量の前記媒体を差し向けるように構成される、前記第1のバルブと、前記高温回路及び前記低温回路を連通させる第2のバルブであって、該第2のバルブは、前記第1のバルブが開放したとき、前記他方の回路から前記一方の回路まで、前記第1の量に等しい第2の量の前記媒体を差し向けるように構成される、前記第2のバルブと、前記車両の熱的要求に応答するコントローラであって、前記高温回路及び低温回路の各々で前記媒体の温度を変化させるため前記第1のバルブの開閉を制御する、前記コントローラと、を含むことを特徴とする、前記燃料電池電力供給型の車両。
IPC (7件):
B60L 11/18
, B60H 1/00 101
, B60H 1/22 671
, B60K 1/04
, H01M 8/00
, H01M 8/04
, H01M 8/10
FI (7件):
B60L 11/18 G
, B60H 1/00 101 A
, B60H 1/22 671
, B60K 1/04 Z
, H01M 8/00 Z
, H01M 8/04 J
, H01M 8/10
引用特許:
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