特許
J-GLOBAL ID:200903057718369921

制動力制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊東 忠彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-182818
公開番号(公開出願番号):特開平11-020640
出願日: 1997年07月08日
公開日(公表日): 1999年01月26日
要約:
【要約】【課題】 本発明は車両の制動力を制御する制動力制御装置に関し、BA制御とABS制御とが同時に実行される場合にABS制御の機能を適正に維持することを目的とする。【解決手段】 緊急ブレーキ操作が実行されたらマスタカット弁28を閉弁し、吸入弁78を開弁し、ポンプ76をオン状態としてBA制御を実現する。車輪に過大なスリップ率が発生したら保持弁36,38および減圧弁58,60を制御してABS制御を実現する。BA制御とABS制御とを同時に実行する場合は、ABS制御の要求に従ってホイルシリンダ50,52から補助リザーバ64に流出してくるブレーキフルードがポンプ76に吸引されるように、吸入弁78を閉弁状態とする。
請求項(抜粋):
運転者によって緊急ブレーキ操作が実行された際に通常時に比して高圧のブレーキ液圧を発生させるブレーキアシスト制御と、制動時に過大なスリップ率が生じないようにホイルシリンダ圧の減圧を図るアンチロックブレーキ制御とを実行する制動力制御装置において、ブレーキ操作量に応じたブレーキ液圧を発生するマスタシリンダと、前記マスタシリンダと導通可能な吸入孔を有するポンプと、前記マスタシリンダと前記吸入孔との導通状態を制御する吸入制御弁と、前記マスタシリンダおよび前記ポンプの吐出孔の双方と導通可能なホイルシリンダと、前記ホイルシリンダおよび前記ポンプの吸入孔の双方と導通可能な補助リザーバと、前記ブレーキアシスト制御を実現すべく、運転者によって緊急ブレーキ操作が実行された際に、前記吸入制御弁を開弁状態とする処理と、前記ポンプを作動状態とする処理とを含む制御を実行するブレーキアシスト手段と、前記アンチロックブレーキ制御を実現すべく、前記ホイルシリンダと、前記マスタシリンダ、前記ポンプの吐出孔、および、前記補助リザーバとの導通状態を制御する処理と、前記ポンプを作動状態とする処理とを含む制御を実行するアンチロックブレーキ手段と、前記ブレーキアシスト制御と共に前記アンチロックブレーキ制御が実行される場合に、前記吸入制御弁を閉弁状態とする吸入遮断手段と、を備えることを特徴とする制動力制御装置。
IPC (3件):
B60T 8/00 ,  B60T 8/34 ,  B60T 13/66
FI (3件):
B60T 8/00 Z ,  B60T 8/34 ,  B60T 13/66 Z
引用特許:
審査官引用 (3件)

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