特許
J-GLOBAL ID:200903057767575189

甲殻類の包装体及びその製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 藤野 清也 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-051918
公開番号(公開出願番号):特開2003-252380
出願日: 2002年02月27日
公開日(公表日): 2003年09月10日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】グレーズ処理や酸化防止剤を使用せず、甲殻類の貯蔵性を高め包装体の破損を防止する甲殻類包装体及びその製造方法。【解決手段】甲殻類を、0°Cの乾燥条件における酸素ガス透過度20cm3/m2datm以下、-10°Cでの衝撃試験における衝撃エネルギーが2.0J以上であるプラスチックフィルムで包装し、包装体内のヘッドスペースの酸素分圧8 mmHg以下で密封することよりなる甲殻類の包装体及びその製造法。包装体は、さらにプラスチックフィルムの厚み、2.5%引張割線弾性率と断面積の積あるいは包装体の真空度等で規定してもよい。
請求項(抜粋):
甲殻類と、甲殻類を密封包装する包装材料とからなり、該甲殻類が該包装材料によって密封されている甲殻類包装体であって、該包装材料が プラスチックフィルムであり、0°Cの乾燥条件における酸素ガス透過度が 20 cm3/m2・d・atm 以下であり、かつ-10°Cでの衝撃試験における衝撃エネルギーが 2.0 J以上であるとともに、包装体内のヘッドスペースの酸素分圧が 8 mmHg以下であることを特徴とする 甲殻類の包装体【請求項2】 甲殻類の包装体内部の真空度が 20 mmHg未満であるとともに、包装材料の厚みが 40μm以上、300μm以下であり、かつ 23°C、50%RHにおける2.5%引張割線弾性率と断面積の積が1500N以下であることを特徴とする請求項1に記載の甲殻類の包装体【請求項3】 包装材料が、延伸されたポリアミドからなる層を有することを特徴とする請求項1に記載の甲殻類の包装体。【請求項4】 包装材料が、ポリエステル層、延伸されたポリアミド層、ガスバリア層、ポリオレフィン層を有することを特徴とする請求項3に記載の甲殻類の包装体【請求項5】 包装体内に、吸水シートを含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の甲殻類の包装体。【請求項6】 包装体内に、プラスチックあるいは木材パルプのいずれかよりなるトレーが挿入されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の甲殻類の包装体。【請求項7】 甲殻類が、カニ類、ヤドカリ類、エビ類及びシャコ類のいずれかから選択されるものであることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の甲殻類の包装体。【請求項8】 甲殻類が、未加熱もしくは加熱調理されたものであることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の甲殻類の包装体。【請求項9】 甲殻類が、冷凍品であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の甲殻類の包装体。【請求項10】 少なくとも甲殻類と、甲殻類を密封包装する包装材料とからなり、該包装材料がプラスチックフィルムであり、0°Cの乾燥条件における酸素ガス透過度が 20 cm3/m2・d・atm 以下であり、かつ-10°Cでの衝撃試験における衝撃エネルギーが 2.0 J以上である包装材料で甲殻類を包装し、包装体内のヘッドスペースの酸素分圧が 8 mmHg以下となるように密封することを特徴とする甲殻類包装体の製造方法。【請求項11】 包装体内に、吸水シートを含有させることを特徴とする請求項10に記載の甲殻類包装体の製造方法。【請求項12】 包装体内に、プラスチックあるいは木材パルプのいずれかよりなるトレーが挿入されていることを特徴とする請求項10に記載の甲殻類包装体の製造方法。
IPC (2件):
B65D 81/24 ,  B65D 81/20
FI (3件):
B65D 81/24 D ,  B65D 81/20 D ,  B65D 81/20 G
Fターム (15件):
3E067AA11 ,  3E067AB01 ,  3E067BA10B ,  3E067BA12C ,  3E067BB14B ,  3E067BB14C ,  3E067CA06 ,  3E067CA30 ,  3E067EA06 ,  3E067FA04 ,  3E067FB11 ,  3E067FC01 ,  3E067GA19 ,  3E067GB09 ,  3E067GD01
引用特許:
出願人引用 (7件)
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審査官引用 (7件)
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