特許
J-GLOBAL ID:200903057893152765

可変吐出量高圧ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 求馬
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-127937
公開番号(公開出願番号):特開平10-299611
出願日: 1997年04月30日
公開日(公表日): 1998年11月10日
要約:
【要約】【課題】 バルブ下流室がアキュムレータ室として作用して燃料が不正に吸入されることを防止し、良好な圧送特性を示す可変吐出量高圧ポンプを提供することにある。【解決手段】 低圧流体を圧力室で加圧して高圧通路へ圧送する可変吐出量高圧ポンプの、圧力室と低圧通路51の間に逆止弁4を設けるとともに、その上流に圧力室に吸入される低圧流体の流量を制御する電磁弁6を配置する。電磁弁6内部の空間と電磁弁6下流の流路74cとは、電磁弁6内の連通路76を通じて連通している。この電磁弁6内部の空間に位置し連通路76を通じて流入する流体と接触する上記電磁弁6の構成部材を、流入する流体圧で変形しない材料で構成することで、上記電磁弁6内部の空間に流体が流入しても、アキュムレータ室として作用しないようにする。
請求項(抜粋):
シリンダ内に往復運動可能に嵌挿されたプランジャと、上記シリンダの内壁面と上記プランジャの端面とで形成され、低圧通路より導入される低圧流体を上記プランジャの往復運動によって加圧する圧力室と、加圧流体を高圧通路へ圧送する手段と、上記圧力室と上記低圧通路の間に設けられ、上記圧力室への低圧流体の吸入時に上記圧力室と上記低圧通路の間を開放し、上記圧力室に吸入された低圧流体の加圧開始時より加圧流体の圧送終了時まで上記圧力室と上記低圧通路の間を閉鎖する弁部材と、この弁部材より上流の上記低圧通路内に配置され、上記弁部材を経て上記圧力室に吸入される低圧流体の流量を制御する電磁弁とを備え、上記電磁弁内部の空間と上記電磁弁下流の上記低圧通路とが連通路によって連通している可変吐出量高圧ポンプにおいて、上記電磁弁内部の空間内に位置し上記連通路を通じて流入する流体と接触する上記電磁弁の構成部材を、流入する流体圧で変形しない材料で構成したことを特徴とする可変吐出量高圧ポンプ。
IPC (3件):
F02M 59/46 ,  F02M 51/04 ,  F02M 59/02
FI (3件):
F02M 59/46 M ,  F02M 51/04 M ,  F02M 59/02
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 電磁弁
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-186306   出願人:株式会社日本自動車部品総合研究所
  • 注入比調整ポンプのための制御装置
    公報種別:公表公報   出願番号:特願平7-513509   出願人:アイトゲノシッシェ・テヒニッシェ・ホッホシューレ・ラボラトーリウム・フュア・フェアブレヌングスモトーレン・ウント・フェアブレヌングステヒニーク

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