特許
J-GLOBAL ID:200903057943319801

エンジンの動弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 落合 健 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-004630
公開番号(公開出願番号):特開2000-204917
出願日: 1999年01月11日
公開日(公表日): 2000年07月25日
要約:
【要約】【課題】シリンダヘッドに支承されるバルブリフタと、機関弁との間に、機関弁を休止状態とする弁休止機構が設けられるエンジンの動弁装置において、弁休止機構の組付け作業を容易とした。【解決手段】バルブリフタ711 の軸線と直交する軸線を有する摺動孔80ならびにバルブステム59を挿通せしめる挿通孔81が設けられるピンホルダ74が、バルブリフタ711 に摺動自在に嵌合され、両端に油圧力およびばね力を作用せしめるようにして摺動孔80に摺動自在に嵌合されるスライドピン76に、挿通孔81に同軸に連なり得る収容孔87が設けられ、ピンホルダ74およびスライドピン76間にスライドピン76の軸線まわりの回転を阻止する回り止め手段78が設けられる。
請求項(抜粋):
燃焼室(43)に臨んで開口してシリンダヘッド(40)に設けられる弁口(441 ,451 )を開閉可能な弁体部(58,60)にバルブステム(59,61)の基端が一体に連設されて成る機関弁(561 ,571 )が、前記弁口(441 ,451 )を閉じる方向にばね付勢されてシリンダヘッド(40)に開閉作動可能に支承され、動弁カム(691 ,1051 )に従動して前記バルブステム(59,61)の軸線と同軸方向に摺動することを可能としたバルブリフタ(711 ,1071 )が前記シリンダヘッド(40)に支承され、前記バルブリフタ(711 ,1071 )および前記機関弁(561 ,571 )間に、バルブリフタ(711 ,1071 )から機関弁(561 ,571 )への開弁方向の押圧力の作用・非作用を切換可能であって押圧力の非作用状態では前記バルブリフタ(711 ,1071 )の摺動動作にかかわらず機関弁(561 ,571 )を休止状態とする弁休止機構(73I,73E)が設けられるエンジンの動弁装置において、前記弁休止機構(73I,73E)は、動弁カム(691 ,1051 )側を閉塞端として有底円筒状に形成されるバルブリフタ(711 ,1071 )に摺動可能に嵌合されるとともに前記バルブリフタ(711 ,1071 )の軸線と直交する軸線を有する摺動孔(80)ならびに前記バルブステム(59,61)を軸方向移動自在に挿通せしめて前記摺動孔(80)の内面に開口する挿通孔(81)が設けられるピンホルダ(74)と、一端を油圧室(75)に臨ませて前記摺動孔(80)に摺動可能に嵌合されるとともに前記挿通孔(81)に同軸に連なり得る収容孔(87)が設けられるスライドピン(76)と、前記油圧室(75)の容積を縮少する側に前記スライドピン(76)を付勢するばね力を発揮する戻しばね(77)と、前記スライドピン(76)の軸線まわりの回転を阻止してピンホルダ(74)およびスライドピン(76)間に設けられる回り止め手段(78)とを備え、前記スライドピン(76)は、その両端に作用する油圧力およびばね力の均衡に伴なって前記収容孔(87)を前記挿通孔(81)に同軸に連ならせてバルブステム(59,61)の先端部を前記収容孔(87)に収容せしめる位置と、バルブステム(59,61)の先端部をスライドピン(76)の外側面に当接させる位置との間での摺動を可能として前記摺動孔(80)に嵌合されることを特徴とするエンジンの動弁装置。
IPC (2件):
F01L 13/00 302 ,  F01L 1/20
FI (2件):
F01L 13/00 302 F ,  F01L 1/20 Z
Fターム (23件):
3G016AA02 ,  3G016AA08 ,  3G016AA12 ,  3G016AA14 ,  3G016AA19 ,  3G016BA03 ,  3G016BA06 ,  3G016BA28 ,  3G016BB04 ,  3G016CA06 ,  3G016CA13 ,  3G016CA21 ,  3G016CA24 ,  3G016CA27 ,  3G016CA33 ,  3G016CA36 ,  3G016CA41 ,  3G016CA43 ,  3G016CA52 ,  3G016CA59 ,  3G016DA22 ,  3G016GA00 ,  3G016GA01
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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