特許
J-GLOBAL ID:200903058061270888

トルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 世良 和信 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-169228
公開番号(公開出願番号):特開平8-338452
出願日: 1995年06月12日
公開日(公表日): 1996年12月24日
要約:
【要約】【目的】ロック状態で過剰トルクが作用した際にローラをスリップさせて過剰トルクを吸収し得るトルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチを提供する。【構成】ローラ4の軸線方向から見たローラ4と外輪2及び内輪3の軌道面5,6との少なくともいずれか一方の接触部の転がり接触角θi,θoを、接触部の静止摩擦係数μsi,μsoに対応する摩擦角よりも大きい値に設定し、内輪2と外輪3を近づける方向に付勢してローラ4に軸方向予圧を加える予圧付与手段9を設け、ローラ4の食い込み方向の回転時にローラ4と外輪3及び内輪2との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルクを伝達可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラ4と外輪3及び内輪2との接触面をすべらせて過剰トルクを吸収する構成とした
請求項(抜粋):
内輪と、外輪と、内輪外周と外輪内周に形成されたテーパ状の軌道面間に介装される多数のローラと、前記内輪と外輪を軸方向に押圧して内外輪の軌道面を近づける方向に付勢する予圧付与手段と、を備え、前記ローラは内外輪の中心軸に対して所定のねじれ角でもって傾斜配置され、内輪及び外輪の軌道面を前記ローラを中心軸に対して回転させた際の回転軌跡である双曲面形状とし、内外輪を一方向に相対回転させる場合にはロックして一方向にのみトルクを伝達する一方向転がり軸受クラッチにおいて、前記内外輪のロック方向の相対回転時に、ローラと外輪及び内輪の軌道面との接触部の最大静止摩擦トルクの範囲でトルクを伝達可能とし、最大静止摩擦トルクを越える過剰トルクが作用するとローラと外輪及び内輪との軌道面の接触部をすべらせて過剰トルクを吸収可能としたことを特徴とするトルクリミッタ機能を備えた一方向転がり軸受クラッチ。
IPC (2件):
F16D 41/08 ,  F16D 7/10
FI (2件):
F16D 41/08 Z ,  F16D 7/06 B
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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