特許
J-GLOBAL ID:200903058116169928

金属フープ材の冷間ロール成形方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 折寄 武士
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-080933
公開番号(公開出願番号):特開平9-239455
出願日: 1996年03月07日
公開日(公表日): 1997年09月16日
要約:
【要約】【課題】 生産ロットが小さく、熱間加工による滑り止め面の成形が困難な歩行者用グレーチングの格子材を、能率良く安価に製造するための冷間ロール成形方法を提供する。【解決手段】 金属フープ材2を強制的に一方向へ搬送し、その途中に設けた4個のロール11〜14で金属フープ材2の側端面20に凹刻部21を形成する。4個のロール11〜14のうちの3個は押圧ロール11・12・13で、金属フープ材2の上下の主面壁19・19と、一方の側端面20を押圧保持する。残る1個の印刻ロール14は周面に印刻歯22を備えている。この印刻ロール14を金属フープ材2の他方の側端面20に押圧して、金属フープ材2の側端面20に凹刻部21を常温下で連続して成形する。凹刻部21はグレーチングの格子材としたとき、滑り止め作用を発揮する。
請求項(抜粋):
厚み方向に対向する一対の主壁面19と、幅方向に対向する一対の側端面20とを備えた金属フープ材2を強制的に一方向へ搬送し、搬送経路の途中に設けたロール成形機9で側端面20に凹刻部21を形成する冷間ロール成形方法であって、ロール成形機9は、金属フープ材2の一対の主壁面19・19および一方の側端面20をそれぞれ押圧する3個の押圧ロール11・12・13と、周面に印刻歯22を有していて、金属フープ材2の他方の側端面20を押圧して凹刻部21を形成する印刻ロール14とを備えており、主壁面19を押圧する一対の押圧ロール11・12と印刻ロール14との間に、金属フープ材2の押付け変形を許す隙間Eを有する状態で、各ロール11・12・13・14の回転中心軸を同一面上に位置させ、金属フープ材2の断面外郭線を各ロール11〜14で同時に押圧して、金属フープ材2の側端面20に凹刻部21を形成することを特徴とする金属フープ材の冷間ロール成形方法。
IPC (3件):
B21D 22/04 ,  B21D 31/00 ,  E03F 5/04
FI (3件):
B21D 22/04 ,  B21D 31/00 B ,  E03F 5/04 D
引用特許:
審査官引用 (2件)

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